第2分散会 生活要求闘争を軸に

(2013年05月09日)

 

奈良からは、仲川市長による市従業員労働組合つぶしの攻撃とそれを機にした差別事件、それへの反撃が報告されました。

▼大橋中執から昨春に奈良・仲川市長がかけてきた同和住宅追い出し裁判をめぐる闘いが報告されました。地元・西之阪で 生活要求闘争の新たな展開をさぐって第2分散会 は自治会長選で他候補に圧勝し、役所でも職員や担当係長・課長を味方につけて市長を孤立させている。同和住宅家賃の分納は、いまも守られている。仲間の暖かさを実感した1年だった。これからもムラの人々と一緒に生活を守っていくための運動を一所懸命とりくみます。 ▼広島から。市から追い出しをかけられた約70軒のうち、55軒は裁判所が明け渡しを認めませんでした。のこりの15軒は、ねばり強く市と交渉して分納を認めさせました。高い人で3万円、低い人で2千円で、いまも全員が住み続けています。最近は、6号棟に集会所をつくろうとか、狭くなる4・5号棟の駐車場をどうしようとか、行政と交渉して進めています。これからも自分たちの生活と権利を守るために、立場の違いや在日朝鮮人差別をのりこえて一つにまとまって運動していきます。

▼寝屋川から。ムラの真ん中を第2京阪道路がとおり、再開発が進められています。昨年7月には、同和住宅の全戸解体と高層化が明らかになりました。平地でも借地人をおいだす開発業者がうごめき、解同本部派も自治会を名乗って地上げまがいの悪行をしています。何の保障もせずに借地人を追い出して自分たちは金儲け。すでに4分の1が空き地です。私たちは、アンケート活動をとおして住民が何を望んでいるのか、その声を集約しています。住民の要望にもとづいて、たたかっていきます。

▼長野から。通勤途上、鉄橋から落雪があり、車のガラスが割れてしまいました。県連委員長が国交省に電話で交渉。たらい回しをはねのけて担当を引きずり出し、修理と2日間の休業補償を勝ちとりました。ムラからいろんな要求がでてきています。その要求を実現するための団結を取り戻さなければなりません。青年で解放ボランティアを組織し、手伝ってくれる人たちと助け合いをはじめました。この輪をひろげていきたいです。

▼北摂から。富田のムラに入って6年。600戸のうち、いつでも行って話ができる家が30戸になりました。自治会とも話し合いが進んでいます。7月に支部結成大会をやります。そして、同和住宅508戸(入居410戸)の建て替え問題に挑戦していきます。

▼山口から。100戸近くの同和住宅は半分が空き家になっています。住宅の老朽化と住民の高齢化が進んでいることが実態調査で分かりました。おどろいていますが、頑張ります。

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