部落解放運動の復権へ新たな挑戦にうってでよう

(2013年05月09日)

 

各地で創意あふれる取り組みをはじめよう

部落解放同盟全国連合会は、4月6日~7日、大阪・荒本人権文化センターに200人を超える代議員・傍聴者と来賓、共闘をあつめ、第22回全国大会を開催しました。

大会は、「部落解放運動の復権へ、新たな挑戦にうってでよう!」をメインスローガ 新役員を代表してあいさつにたった瀬川委員長 ンにかかげて行われました。大会の主催者あいさつで瀬川博委員長は「安倍政権、また橋下大阪市長の反動政治と私たちはたたかいぬいていかなければならない。一致団結してたたかいぬきましょう。部落の人たちが力を合わせ、周辺の人たちの支持も強めていきましょう」と訴えました。

活動報告と運動方針の基調では、昨年開始した新たな挑戦の意義がよりはっきりと提案されました。そして、全国連は狭山闘争を基軸とした三大闘争を断固として堅持しつつ、部落解放運動への逆風をつきやぶる創意あふれる新たなたたかいをはじめていくことが訴えられました。

特別企画として、正念場を迎えた狭山再審決戦への総決起と、住宅追い出し阻止のたたかいが報告されました。また、沖縄・名護から、ヘリ基地反対協・協同代表の安次富浩(あしとみひろし)さんを招き「沖縄の反基地・反沖縄差別運動の現状と展望」の特別講演をうけました。

これらの提案をうけ、1日目には全体討論、2日目には分散会討論をおこないました。そして、全ての議案が可決されました。紙面で大会を振り返ります(本号に収まらない部分は次号にて)。

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