反原発闘争にたいする連続弾圧を弾劾する!

(2013年02月24日)

 

2・3 大阪で全国集会が開かれる

2月3日『関西大弾圧はねかえそう! 全国集会』が、大阪市立大阪城音楽堂で開催され、全国連も賛同して 弾圧許さず、原発廃止へたたかいつづける! ともにたたかいました。

大阪府警は、3ヶ月の間に原発反対の声をあげ、行動した11人を逮捕しています。

大飯原発の再稼働反対に対する弾圧から始まり、大阪市による震災がれきの焼却に反対してJR大阪駅前での宣伝活動に対する令状逮捕へと続いています。

反原発の取り組み、原発再稼働に反対して、関西電力前での抗議行動やがれきの焼却による放射能汚染の拡散を止めてほしいという願いに対する弾圧です。

 集会では、永島弁護士と太田弁護士から関西大弾圧弁護団を代表して「この弾圧をはね返すのは、たたかう仲間を増やすこと」「警察からの不当な要求に、逮捕令状や勾留を認める裁判所に問題がある」と、この間の弾圧のデタラメを暴露し支援の陣形を広げることが訴えられました。  憲法学者の石川さんや石崎さんからは、「憲法学者として、大阪で起きていることを見逃すことは、全国に広げることになる」「原発事故による被ばくは『公害』、日本に住む私たちに対する『公害』に対する意見を「威力業務妨害」で阻止しよとする行動には反対」。表現の自由を守ろうとした行動を支持し、支援の輪を拡大すると決意が表明されました。  JR大阪駅前での宣伝を「威力業務」などとして、2ヶ月後に令状逮捕された阪南大学の下地先生からは、「東日本の震災を、原発震災としてしまった責任を取らないで、原発を稼働させ、汚染を広げている。がれき処理は、運搬費を含めて費用がかかり不合理で、情報も公開されない。イヤだと言う権利がある。原発事故、放射能汚染を隠し、その仕組みを守ろうとしている。『不正』を認めず権力を振り回している、みんなで声を上げよう。力をあわせてたたかおう」。  バンド演奏やリレートークに続いて、大阪府警前から大阪市役所前までのデモ行進です。参加団体それぞれが趣向を凝らし、沿道から注目を浴びました。  反原発をたたかう、俳優の山本太郎さんもマイクを握って大阪府警による弾圧に抗議の声を上げて訴えています。  下地先生は、デモ行進中も大阪府警によるこの間の不当な弾圧に対して、抗議の声をあげ卑劣な権力犯罪を声を限りに訴えていました。  デモ隊は、3つのグループに分かれてそれぞれ大阪市役所前までの行進をたたかい抜きました。  弾圧された仲間の裁判闘争が始まります。大阪府警のデタラメな弾圧のやり方を明らかにし、仲間を取り戻すこと。  原発の再稼働やがれき焼却の危険を、広く訴えていく決意をあらたにするたたかいでした。  
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