狭山再審へ波状的たたかい始まる

(2013年02月24日)

 

全国連第22回大会に全力で参加しよう!(4月6~7日)

2・3中央執行委員会で今年前半の方針を決定 第1波の要請行動

全国連の2013年のたたかいが、1月23日の狭山要請行動をもっ 検察に証拠開示を迫る(2013年1月23日) て本格的にはじまりました。この日、全国連は全国からの代表団でたたかいました。今年5月で、石川一雄さんのデッチあげ逮捕から50年。要請団は石川一雄さんと「50年の悔しさ」「50年の怒り」をともにして、東京高裁と検察・担当検事へ「差別裁判糾弾!」の思いのこもった要請をおこないました。

このたたかいを引きつぎ2月3日に、全国連は第5回中央執行委員会を開催し、4月の第22回全国大会と狭山闘争における今年の決戦方針など重要なたたかいについて決定しました。

第22回全国大会へ

第22回全国大会は4月6日(土)~4月7日(日)、大阪・荒本人権文化センターで開催します。第22回大会のテーマは、昨年から開始した<格差是正論からの脱却><青年の組織化><地域の自治の復権>を柱とした全国連の飛躍のための新たな挑戦を推し進めることです。2月23日の拡大中央委員会で、その議案書の草案を発表します。

狭山再審決戦へ

狭山闘争方針については、1月30日の三者協議の現在明らかになっている内容にふまえ方針を検討しました。

三者協議で新たに「手拭い」、腕時計、「自白」の秘密の暴露に関する操作報告書など19点の証拠が開示されました。次の三者協議は5月に行われます。弁護団は新たな鑑定書を提出していくとのことです。 全国連は、次の三者協議がおこなわれる5月まで波状的要請行動をたたかいます。まず、2月25日に全国連婦人部が要請行動にたちあがります。3月には青年部が予定しています。そして各県連・支部ごとにも入っていきます。そして、5月末には再び全国結集での要請行動をおこないます。また、石川一雄さん不当逮捕50年を迎える5・23は全国統一行動をたたかい、10月に東京で中央闘争を構えることを決定しました。

いよいよ、証拠開示・事実調べをめぐる攻防がにつまってきました。不当逮捕50周年にむけ、全国連は全国の村の中から再び巨大な大衆決起をつくりだすために全力をあげていきます。

原発事故2周年

共同闘争については、市東孝雄さんの農地取り上げを阻止するための裁判闘争、3・24現地集会への参加など三里塚闘争との連帯、3・11福島原発事故2周年にたたかわれる各地の反原発闘争に参加することを確認しました。

青年部・沖縄合宿へ

さらに、5月に全国連青年部は独自に沖縄合宿にとりくみます。オスプレイの配備の強行、あくまでも辺野古に新基地を押し付けようとする政府にたいして、沖縄では島をあげてたたかっています。この沖縄のたたかいの息吹に触れ、青年部の運動の幅を大きく広げていく重要なたたかいです。各県連・支部、ともにたたかわんとする部落の青年に参加を呼びかけまます。

以上のように、今年前半のたたかいの大枠が決定されました。なによりも、狭山再審決戦に全力をあげつつ、第22回全国大会のへの全力結集をかちとりましょう。

▲このページのトップにもどる