1年間の総力決戦を宣言ー事実調べの実現 再審勝利にむけて

(2012年11月28日)

 

寺尾判決38カ年を糾弾し、狭山第三次再審の勝利にむけて全国連は10月28日 、狭山中央闘争をたたかいぬきました。第3次再審がいよいよ決着へ、その決戦のときをむかえるなか、全国連として3年ぶりとなるこの中央闘争には同盟員と 10・28狭山中央闘争 青年部を先頭に高裁糾弾のデモ行進 共闘の仲間、160人が万難を排して参加しました。

日比谷図書文化館大ホールでの中央集会の開会あいさつで、小森・全国連狭山闘争本部事務局長は、中国・韓国への排外主義、『週刊朝日』の差別記事を弾劾し、「狭山闘争で差別主義・排外主義を打ち破る」と語りました。

石川一雄さんの10・31アピールが読み上げられたあと、井橋中執が検察の意見書提出に関する批判をおこないました。井橋中執は、石川さんの上申書と脅迫状の筆跡の違いをプロジェクターをつかって大きくう映しだして、検察のデタラメな主張を弾劾しました(『狭山闘争ニュース』を参照)。

また、反原発のアピールを、反原発自治体議員・市民連盟の布施哲也さんからいただきました。布施さんは、原発の再稼働に反対すること、原発を推進する電気料金制度を改めさせるたたかいなど、緊急の課題を訴えました。

要請行動を強化しよう

集会の基調報告は、中田書記長がおこないました。中田書記長は、要請行動を中心に全国連が切り拓いてきた地平を確認し、この1年間の決戦においても要請行動をさらに波状的にたたかっていくことを訴えました。

  これらをうけて、青年は全員登壇し、リレートークでたたかいの先頭に立つ決意をかたりました。婦人部は自分たちで脚本をかいた狭山朗読劇で、三大物証のデッチあげをあばきました。各ブロックからは、長年たたかってきた壮年活動家が再び決起する決意をかたりました。   集会のあと、東京高裁を徹底糾弾し、経済産業省から東電本社前をとおり日比谷公園に帰ってくるデモ行進をたたかいぬきました。   このたたかいをもって、全国連は年末から来年1年間の、総力の決戦に突入しました。この1年間決戦に、全国連はすべてを投入してたたかいぬきます。  
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