主催者あいさつ 小森勝重狭山闘争本部事務局長狭山情勢は 緊迫しています。寺尾の差別判決を石川一雄さんと共にうちやぶる。 また、『週刊朝日』が差別記事を掲載しました。また、「竹島」「尖閣」をめぐって韓国、中国への排外主義が強まっています。私たちの狭山再審闘争で差別主義、排外主義を跳ね返しましょう。
検察意見書を粉砕しよう! 井橋昌夫中央執行委員この春に検察が4つの意見書をだ し、「石川一雄さんが犯人だ」とあらためて主張しました。筆跡、スコップの土、殺害方法で2通の鑑定書を付けています。 筆跡の問題は、「脅迫状」と「石川さんの上申書」、誰が見ても違うことがわかります。しかし、検察意見書はこれは同じだと主張しています。
でたらめな意見書ですが、第1次も、2次も、裁判所はまるまる検察意見書にのかって再審を棄却しました。この検察意見書のでたらめを徹底弾劾して、粉砕すること、ここに第3次再審の勝利のカギがあります。
原発の再稼働反対! 福島の現実を知ろう 反原発自治体議員市民連盟 布施哲也さんなぜ、原発が推進されるのか? 発電が目的ではありません。核開発のためです。
また、原発をつくると、莫大なお金が動きます。どこかの懐に おカネが入る。原子力の関連予算ー国の原子力開発のお金、電源開発のおカネ、そして電気料金、これが一番大きく数兆円です。「電気を使え」という広告費も料金の原価に入っています。立地自治体への寄付金、これも料金の原価に入ります。原発推進勢力におカネが渡らないように、この料金制度を変えなければならない。
これからの運動、一番大切なことは、原発を再稼働をさせないことです。そして、福島の実態を広く認識させること。電気料金制度の中身を理解してほしい。福島の現実を知って、今の矛盾に満ちた電気料金制度を知ることで反原発運動は進めていくことができると思います。
婦人部の朗読劇 「三大物証の証言」奈良・西之阪支部の大橋利香さんが脚本を書きました。
婦人がそれぞれカバン、時計、万年筆、鴨居の配役となって、それぞれがどうやって警察権力によって「狭山事件の証拠」にデッチあげられたのか、をを証言していくというものです。
この朗読劇は、斬新な手法で、「三大物証」のウソをわかりやすく、また鋭く明らかにしました。
青年部リレートーク
「差別裁判は絶対に私たち青年の力で粉砕します」「49年前、部落に生まれたというだけでデッチあげられた。石川命、わが命、狭山再審へがんばりましょう。」「3年ぶりのデモです。デモを爆発させる勢いでたたかいます。」「冤罪が次々に無罪をかちとっているなかで、狭山だけがまだです。石川さんの悔しい思いを私たちが晴らしていこう」
各ブロックの決意
東京寺尾判決のとき、自分は20代だった。狭山闘争に参加していた。長い時間が経ちましたが、勝つまでたたかいをやめません。今こそチャンス。全国連が力を出し切ろう!
関西来年こそは、なんとしても事実調べ・再審をかちとる。地元で地を這うようなたたかいを積み上げて、大きな運動をつくります。
山口狭山闘争では青年に負けない! 70年代は毎月、東京にのぼりつめた。いままた、そういう時に来ています。
福岡高校生のときから狭山をたたかってきた。こんなに長引くとは思わなかった。「必ず、国家権力に復讐する」、そういう思いで石川さんと共にたたかう。