10・28狭山中央闘争に全力結集を!

(2012年09月30日)

 

実態調査を全支部でやり遂げおう 10・3狭山要請行動をたたかおう

拡大中央委員会(9月8~9日)で秋の重要課題を決定!

青年部第4回大会が成功 9月8日~9日、部落解放同盟全国連合会は大阪で拡大中央委員会をひらき、秋のたたかいについて決定しました。

会議では、まず4月の第21回全国大会での全国連の運動の転換、とくに「格差是正要求からの脱却」の提案にだされた意見や疑問にこたえ、全国大会方針にたいする補足提案をおこないました。

要は、「格差反対を部落だけでなく全社会の運動にしよう」「その先頭に立つ部落解放運動を全国連はやるのだ」ということです。決して、これまでのたたかいからの「転向」でもなければ、いわゆる「解消論」ともちがいます。これは、部落解放運動の絶滅の危機のなかで、「解放の火」をともしつづける全国連の必死のもがきでもあるのです。また、戦争の危機と橋下「維新の会」のようなファシスト勢力の台頭の情勢で、全国連が反原発のうねりなど始まっている新たな民衆決起に合流し、時代に通用する運動に生まれ変われるのかどうかをかけたものであることを明らかにしました。

狭山「要請ハガキ」で部落大衆のなかへ!

そして、この路線の具体化をかけて秋の4つの主要テーマを明らかにしました。

実態調査の拡大

その第1は、実態調査です。これを一時のブームとしてではなく、数年がかりの長期課題として必ずやりとげることをはっきりとさせました。

狭山で大衆決起を

第2に、10・28狭山中央闘争を全国連単独で、何としても成功させることです。動員目標の完全達成へ、支部の役員・活動家をふくめ、仕事、財政、家庭、健康など、あらゆる事情を出し合い、論議し、助け合い、克服していきます。大衆的参加の組織化へ、検察・裁判所にたいする「要請ハガキ」運動にとりくみます。部落大衆の中へハガキを持ち込み、徹底して論議をまきおこしていきます。

また、中央闘争への前哨戦として、第11回目の三者協議をまえに10月3日、要請行動に全力をあげてとりくみます。

住宅闘争の発展へ

第3に、住宅闘争です。この間の、奈良でのたたかいを教訓に、家賃値上げ 拡大中央委員会の提案について討論 反対運動の根絶、部落解放運動=全国連をねらい打ちにした根絶攻撃とたたかっていきます。

敵の激しい攻撃にたいして、全国連は村の住民の多数を結集した新たな決起をつくりだし、たたかっていきます。

反原発のたたかい

4つめは、反原発闘争への決起です。これまでの全国連の反応の鈍さ、取り組みの不十分さを反省し、たたかいにどんどん参加していきます。

拡大中央委員会での決定をうけ、全国連中央本部は全国大会方針での一致と実践の勝利へ、強い決意でたたかっていきます。

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