荒本支部第32回定期大会が成功(6・24) 支部の「再生」かけてたたかおう! 10・28狭山中央闘争に全力決起する

(2012年07月27日)

 

荒本支部の新たな出発を宣言する茶本浩之支部長を先頭とする執行委員 【荒本支部6月24日、第32回全国連荒本支部定期大会を開催しました。支部員と来賓を含め66人、委任状133通で大会を成立させ成功をかちとりました。

荒本支部にとって今回の大会は、昨年たたかった市議選の敗北をのりこえていく大会となりました。

選挙をたたかって、勝利できる組織をつくり出すことが問われてきました。全国連荒本支部のたたかいを引き継ぎ、支部の「出直し」「再生」をかけてたたかいをすすめ、かならず乗り越えていきます。

昨年取り組んだ、生活実態調査から荒本の大衆の要望や要求をつかむことで、荒本支部の課題も明らかになってきました。荒本での「高齢化」「低収入」「低学歴」の傾向です。急激な高齢化や低収入は、荒本からの若い世代の転出が最大の原因であることは数字としても明らかです。

青年層からの回答が少なく、あらためて青年たちの実態や要求を聞き取っていく課題もはっきりしました。 活動報告、運動方針案、会計、監査報告に続いての質疑では、「10・28狭山中央闘争を全力でたたかおう」「要求を寄せ集め、組織し、行政に責任を取らせよう」「支部(荒本会館)の相談体制を強化しよう」との意見が出されました。

「狭山」「要求闘争」「反戦反核、反原発」の3つの集会決議を、全員で確認し決定しました。 狭山第三次再審闘争は、棄却策動を許さず、事実調べと再審実現にむかって全力で取り組むことが求められています。今秋10・28狭山中央闘争を準備し、成功をかちとっていきます。

要求闘争では、荒本でも始まろうとしている住宅建て替え事業によって住宅家賃はどうなるのか、安心して荒本に住み続けることができるのか。収入基準によって、入居できなくなるということはないのか、などの声があります。荒本で住み続ける権利を守るには、やはり応能応益家賃反対でたたかいうことが求められていることを確認し決議しました。

福島第一原発事故によって、「核の安全利用」がまやかしであり、福井県大飯原発の再稼働はするべきではなく、すべての原発を廃炉にすること、8・6ヒロシマのたたかいを、反戦・反核、反差別でたたかうことを決議しました。

支部再生をリードする新役員には、茶本浩之支部長、阪口克己、清水キクノ、中松政雄、山野良夫副支部長、池本秀美書記長を選出しました。

▲このページのトップにもどる