狭山再審へ今こそ渾身の決起を! 全証拠の開示、事実調べ実現にむけ7・11要請行動に参加しよう!

(2012年06月27日)

 

石川一雄さん不当逮捕49カ年を迎える5月23日を前後して、全国連は「不当逮捕49カ年糾弾! 事実調べ・再審実現!」を訴えて、各地で集会や街頭宣伝にとりくみました。各地からとりくみの報告が寄せられているなかから、5・20関西集会と、事前に取り組まれた街宣から寝屋川支部の報告です。

5・20全関西集会の報告

5月20日、全関西の同盟 関西狭山集会2012年5月20日 員は大阪・大東市民会館大集会室にあつまり「石川さん不当逮捕49カ年糾弾! 第3次再審闘争勝利 5/20狭山全関西集会」を開催しました。集会には、同盟員のほか事前に共に沖縄闘争をたたかっている人々らも参加されました。

集会のはじめに、狭山事件を特集したテレビ報道のビデオが上映されました。石川一雄さんの訴えを映像で確認しました。

つづいて、ゴールデンウィーク中に狭山現地調査に行ってきた番町支部準備会の高橋亮也さんから報告がありました。高橋さんは歩いてきた「真実のコース」、「自白のコース」を写真のスライドをつかって説明、確定判決の認定がいかに矛盾だらけかを明らかにしました。

石川一雄さんの全国の支援者にあてた5・23アピールの代読のあと、滝岡広治・統制委員長が、「三者協議の経過と証拠開示要求」について、資料を準備し、訴えました。滝岡統制委員長は、検察の一貫した証拠隠しの姿勢を弾劾して、「警察、検察によってねつ造された『証拠』にもとづく 『虚構の狭山事件』を突き崩すために、殺害現場のルミノール検査報告書や死体の写真、スコップの指紋検査報告書、万年筆の置き場所に関する図面を求めてたたかっていこう」と訴えました。  基調報告で中田潔書記長は、「弁護団だけでなく、検察も筆跡と死体に関する新たな意見書をだしました。今、事実調べを開始するのかどうかの分岐点にあります。10月に向かって狭山闘争の大きな盛り上がりをつくっていきましょう。」と呼びかけました。  これをうけて、芦原支部、西之阪支部、寝屋川支部から決意表明がありました。  全国連は、5月統一行動の成功からただちに10・28中央闘争に向けてたたかいを開始しました。次は7月11日と、9月下旬に要請行動にたちあがります。
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