7・11狭山要請行動にたちあがろう 狭山再審闘争が山場をむかえる! 10・28中央闘争にむけ全力決起を

(2012年06月27日)

 

中央執行委員会の決定

6月3日、今期第1回目の中央執行委員会が大阪・荒本会館でひらかれ、全国連の夏から10月狭山中央闘争にむけてのたたかいの方針が決定されました。 狭山統一行動の一環としてかちとられた5・20全関西集会(大東市民会館)

まず、大会総括について論議。大会でうちだされた運動方針の具体化のために、各支部で実践の課題を定めていくことが確認されました。また、大会方針への率直な感想や意見を本部にどんどんあげていくことが訴えられました。

狭山再審へ総決起を

狭山第3次再審闘争では、5・23全国統一行動での各地の取り組みが報告されました。なかでも、関西各支部でとりくまれた街頭宣伝で、大きな反響があったことが報告されました。

かつて自分も狭山闘争をたたかっていたという部落のきょうだいから手紙が届く(神戸)、ビラを読んで街宣隊と対話が弾む(奈良)、受けとったビラを読み合わせするように読む高校生がいた(寝屋川)など、再審にむけ社会的関心の高まりをつくりだしました。

再審情勢については、証拠開示と事実調べをめぐって大きな攻防がはじまっていること、10月の次の三者協議が大きな山場となると確認。よって、全国連は10・31狭山中央闘争(10月28日、日曜日に日比谷図書文化館大ホール)を、総力動員でたたかうことを決定しました。また、ここにむかって7月11日と、9月下旬に要請行動をたたかいます。

各地の課題では、奈良市における住宅家賃や保育料をめぐっての攻撃、現業の労働組合への攻撃を、全国連をはじめとしたたかう部落民に屈服を迫る攻撃ととらえ、全力で反撃していくことを確認しました。また、長野結婚差別事件に関連する2つの裁判での上告棄却を弾劾しました。兵庫・芦原の住宅追い出し阻止裁判の控訴審のたたかいについても、7月4日の第2回口頭弁論への傍聴など支援していくことを確認しました。

原発再稼働反対! 8・6ヒロシマへ

共同闘争の課題では、野田政権による被災地の人々の怒り、全人民的な反対の声を無視した「原発の再稼働」に断固反対することをはじめ、全国連も地域から反原発の声をあげていくことなどを検討・確認しました。また、8・6ヒロシマについて、今年も8・6ヒロシマのつどい実行委員会の一翼をにない、8・6ヒロシマ集会を「反原発の声を世界にとどろかせる」たたかいとして賛同と参加を拡大していきます。

組織建設の課題では、8月25日~26日に青年部大会(奈良)、11月10日~11日に婦人部大会(神奈川)が開催されます。それぞれ、地元実行委員会(婦人は茨城県連、江戸川支部)を先頭に、成功のために全力をあげます。

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