大飯原発の再稼働を許すな 4・21 集会と関西電力へのデモ

(2012年05月16日)

 

【荒本支部】

4月21日、福井県大飯原発の再稼働に反対する呼びかけに 大阪市役所前から関電にむけてデモに出発 こたえて、『眠れ原発 再稼働さすな!』の取り組みに全国連も参加してたたかい抜きました。

21日は、大阪市役所南側の中之島公園で、主催者発表で400人が参加。集会は、呼びかけ団体の「とめよう原発! 関西ネット」の韓基大(ハンキデ)さんの挨拶で開会。 福島から京都に避難している加藤さんから、「大飯原発が再稼働となり、同じような事故が起こればどこへ行けばいいのか」「復興ということで、がれきが全国で処分されると、放射能汚染が全国に拡散していく」「子どもたちや私たち自身のために原発に反対していく」と訴えられた。 福井で反原発をたたかっている山崎さんからは、4月14日に福井県庁前で枝野経産大臣を弾劾した様子を報告。福井県に対して、県安全委員会の中に、関電との関係ある委員がいるので解任を要求しているとの報告がありました。 原発のお膝元である大飯町の住民が、反原発で立ち上がり始めている。4月26日の住民説明会では、再稼働に反対する声をあげる、との決意が表明されました。

「ストップ ザ もんじゅ」の大島さんからは、4月9日~14日に取り組まれた関電前でのリレーハンストの取り組みを報告。再稼働を阻止するため、5月27日扇町公園での関西行動の取り組みが呼びかけられました。 カンパアピールの後、参加者から反原発、放射能汚染の危険性が訴えられました。

 いよいよ関西電力本店に向かったデモに出発し、沿道の人たちに対して「原発無くても、電気は足りている。再稼働反対」を訴え、関電本店前では、ひときわ大きい声で再稼働に抗議する声を上げていきました。  デモを終えた、多くの人たちは関電前に再度集まり反原発の意志を行動であらわした。  まず、『人間の鎖』で関電を包囲して、「再稼働やめろ!」「関電は責任をとれ!」と一斉に声をあげ、原発を推進してきた関電本店への怒りのリレートーク、ひと言メッセージ。ロックの演奏では、「再稼働反対! 再稼働反対!」が熱っぽく歌われた。  福島第一原発事故は、「核」の恐ろしさ、原発事故を前にした「人間の無力さ」を思い知らされる事故でした。ひとたび事故となれば、プルトニウムによる放射能汚染は人類にとって永遠とも思える期間続くのです。  5月5日、北海道の泊原発が定期検査に入り、日本の原発はすべて停止しています。  原発の再稼働を許さず、廃止をめざしてたたかいましょう。
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