4月29日、荒本平和診療所において、住民医療と診療所を守る会(以下、守る会)総会」と、「診療所まつり」がおこなわれました。
東大阪市による補助金のうちきりなど診療所閉鎖の動き、あいつぐ医療制度の改悪のなか、職員と地域住民の力で診療所を守りぬくたたかいが続いています。今年で13回目となる守る会総会には荒本支部員をはじめとした地域住民、周辺地域の住民、国保と健康を守る会から87人が参加しました。はじめに清水キクノ会長は診療所を守り、医療・介護、社会保障の改悪とたたかっていく決意を語りました。 続いて、全国連荒本支部、国保と健康を守る会からあいさつがありました。
活動報告のなかで、昨年の東大阪市議選の敗北から「『七転び八起き』、捲土重来を果たす」決意がかたられました。運動方針では、① 医療・介護、年金の制度改悪に反対し、若者へも働きかけていくこと、② 診療所を健康を守る砦として、新調したレントゲン設備を活用して健診事業を大きく取り組むこと、③ 診療所やケアセンターと一体となって守る会も、医療・介護の相談、減免の相談にとりくんでいくこと、④ 学習会や講演会に取り組んでいくこと、が提案されました。
このあと、診療所労働組合、介護を担う荒本平和ケアセンター、医療をになう診療所、それぞれの立場から制度改悪のもとでのたたかいが報告されたあと、採択がおこなわれ満場一致で方針が採択されました。
総会のあと、第8回目となる診療所まつり、模擬店、カラオケ、バザーなどで、職員と地域住民の交流を深めました。