大会2日目 分散会の報告

(2012年04月22日)

 

第1分散会

参加者16人からの発言がありました。

長野からは中野結婚差別事件が差別者による身元調査、くわえて母親の旧姓まで調べ上げて行われた、あからさまな部落差別であることが訴えられた。

広島からは、福島の原発事故による被曝者が差別にさらされるのではないかとの意見、実態調査を通した被爆者の聞き取りが報告された。茨城からは放射能汚染の現実や被災地のがれき処分についての政府・東電の誤魔化し・無責任が訴えられた。各地の反原発闘争や8.6広島の取り組みも報告された。

また地域での狭山署名や狭山共闘づくりの報告、住宅をめぐる地域解体の攻撃、農村での根強い部落差別の現実が報告された。各地の青年からは身近に起こる部落差別に決して屈することない青年部をめざした今年の奈良全青を開催する決意が訴えられた。

第2分散会

  参加者19人から、主に住宅闘争と生活実態調査の取り組みを中心に発言がありました。

西宮・芦原からは住宅明け渡し裁判の報告と控訴審に向けた決意が述べられました。また長野からは実態調査を通じて解同本部派にかわって村の要求を全国連が背負ってたたねばと感じたとの報告が行われました。

寝屋川では行政による村解体の攻撃の中で元気にたたかっている報告、広島、奈良からは住宅闘争の報告や大阪や福岡、山口からは住宅闘争を通して村全体の課題に向けて取り組みはじめている報告がなされました。

茨城からは震災からの復旧が北茨城ではまだ途上であること、また安全な農産物にも風評被害が出ていることなどが報告された。その他、被災地のがれき問題、医療や介護、村の団結と自治のなどについて意見が出されました。

第3分散会

参加者24人から主に原発事故と放射能汚染、反原発闘争、労働運動や各地での共同闘争について発言がありました。

昨日に続いて中手聖一さんも参加する中、福島の子どもたちの健康への影響など具体的な事例が報告され、全国で子どもたちを受け入れることが先決だと訴えられた。

広島や茨城からは福島とつながってたたかっていこう、大阪や山口や茨城などからは原発をつくらせない、再稼働させない、廃炉にする闘いを共同闘争の課題としてたたかおうとの意見が述べられた。

また、奈良からは現業労組の闘いが報告され、大阪の橋下・維新の会の攻撃とたたかう決意が表明された。また青年からは若い人たちが労働組合に入って労働運動をやろうと訴えられた。

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