在特会を利用した弾圧に抗議

(2012年01月23日)

  四条畷署に抗議する
韓基大(ハンキデ)さんへの弾圧に対する抗議
1・20 四条畷警察署に抗議行動

大阪で、極悪の差別・排外主義者の集団である「在日特権を許さない会(以下、在特会)」が暴力事件をおこし、これと連動して警察があべこべに事件の被害者に弾圧を加えようとするとんでもないことが起こっています。

事件は、昨年の9月24日、「『君が代』強制大阪府条例はいらん! 全国集会」に参加しようとしていた韓基大(ハンキデ)さんが、在特会のメンバー数人に駅で待ち伏せされ、取り囲まれ、カバンをつかまれ、顔面にツバを吐きかけられ、罵声を浴びせられた、というものです。これを私服警官らも見ていました。ところが、この件で在特会が「韓さんに暴行された」とウソの「被害届け」をだし、警察もウソとわかっていながらこの「被害届け」を利用して韓さんに執拗に「任意出頭」を要求しているというものです。
こんなデタラメに黙ってられません! 韓さんの友人から抗議が呼びかけられ、全国連も賛同しました。そして、1月20日、デタラメな「任意出頭」を要求する四条畷警察署にたいする抗議行動がおこなわれました。全国連は地元・野崎支部(四条畷署は野崎の村の直近にある)と荒本支部から参加しました。
警察は、入り口に制服警官をならべ、署の裏にも見張り役の警官を数人たてるという厳重な警戒態勢をとり、抗議団の代表すら署の中には入れませんでした。警察は、自分たちの不法行為にいたいする民衆の怒りにおびえているのです。抗議団は、応対に出てきた浜口警備課長に堂々と抗議文を読みあげました。
抗議のあと、韓さんの友人代表が「警察がこういうことをやらかすたびに、こちらが強くなるんだと思い知らせてやろう」と語り、行動を締めくくりました。
在特会などの差別者集団も、そんなものまで利用して民衆を弾圧する警察権力も、絶対に許してはなりません。狭山闘争をたたかう全国連と部落大衆、すべての労働者、市民が力をあわせ徹底糾弾にたちあがりましょう。
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