8・27〜28 全国連青年部第3回大会(広島)へ

(2011年08月25日)

  8・6ピースウォーク 狭山第三次再審闘争の勝利!
差別徹底糾弾を貫く青年運動を!

【青年部】私たち全国連青年部は、来る8月27日から28日、広島市において第3回定期大会(第20回全国青年交流集会)を開催します。多くの皆さんのご参加を訴えます。

(写真は、8・6ヒロシマ 原爆ドームからピースウォークに出発する青年部)

まず、3月に発生した東日本大震災で犠牲になられた多くの方々に哀悼の意を示すと同時に、被災者の皆様にはあらためて心よりお見舞い申し上げます。
今回の震災はまた、国家権力にとっても前代未聞の危機だからこそ、部落差別をはじめ被曝者への差別など、あらゆる差別の嵐が吹き荒れる時代であることを確 認しなければなりません。原発被害を拡大し続けながらも、すべての責任を放棄し、人々に苦しい生活を強い、差別を煽ることで生き延びようとする国家権力に 対して、私たちは生活と命を守るたたかいに決起していきます。
全国連青年部は、差別糾弾闘争を徹底的にたたかうことを宣言し、これからの解放運動を引っ張っていくため、結成しました。これをモットーにして今大会に臨みます。
狭山に総決起を
具体的な課題の第一は狭山差別裁判糾弾闘争です。第三次再審闘争は、大きな山場を迎えています。今年7月13日に行われた第7回目の三者協議において検察 は「証拠開示の必要はない」との意見書を出してきました。前回の三者協議では、殺害現場とされる雑木林での血液反応検査を「やった」「陰性だった(反応が なかった)」という捜査員のメモが出され、「殺害現場」がまったくのデタラメであることは明白になりました。しかし、この期に及んでも検察は開き直りを強 めています。これは、完全に検察が追い詰められている表れであり、証拠の開示によって、石川さんの無罪と権力の部落差別犯罪が明らかになることを自己暴露 しているのです。この機を逃さず、すべての証拠を出させ、必ず再審をかち取りましょう。
第二は、長野結婚差別事件糾弾闘争、広島差別事件糾弾闘争など、部落差別にたいする徹底糾弾をつらぬき、差別への怒りをもって運動と組織をつくりあげていきましょう。
第三は、各地に青年部を建設することです。青年部の全国組織がありながらも、地域によっては青年部がないという現実があります。大会の成功と組織建設を表裏一体のものとして、意義のある大会にしていきましょう。
全国の青年に参加を呼びかけます。同時に、きょうだいの皆さんに激励、大会へのメッセージ等、若いきょうだいに対する励ましの言葉を寄せてくださるようお願いします。


▲このページのトップにもどる