7・8狭山要請行動の報告

(2011年07月21日)

  小川裁判長は狭山事件の事実調べを!
検察は全ての証拠をただちに開示せよ!

7/8狭山要請行動 7月8日、全国連は狭山要請行動をおこないました。第7回目の三者協議を前に「すべての証拠の開示」と「事実調べの開始」をかちとるための重要なたたかいとして、全国連は全国結集でとりくみ、共闘とあわせ40人をこえる参加がありました。
東京高裁への要請行動は南須原訟廷管理官らにおこないました。要請団長の村上副委員長は、最初のあいさつで「雑木林でのルミノール検査報告書をはじめ、残 された未開示証拠について、裁判所は再度勧告すべきだ」と、訴えました。要請団から、要請行動のあり方の改善を求めました。このあと、中央本部と県連・支 部と共闘の要請文14通(口頭での要請1を含む)をそれぞれが読み上げ、再審要求署名288筆と共に提出しました。
要請行動をおえ要請団が裁判所門前に戻ると、石川一雄さんがアピールをおこなっていました。要請団は石川一雄さんを激励して、そのあと高裁包囲デモをたたかいました。
主任検事が交替
東京高検への要請行動では、狭山事件担当の主任検事がかわっていました。新たに、広瀬公治(ひろせきみはる)検事が主任となり、要請行動に対応しました。
「これまで狭山事件にかかわっていたのか?」との要請団の質問に、広瀬検事は「4月から上田検事(前の主任)の補助」をしていたことを明らかにしました。しかし、その他の質問には検事は「検察官の訴訟活動については答えない」という態度でした。
要請団は、「すべての証拠を開示すること」「一審差別論告を撤回し、石川一雄さんに謝罪すること」を要求する要請文を広瀬検事につきつけました。
この日の行動をまとめて中田書記長が、10・31にむけ、さらに狭山闘争に全力でとりくむことを明らかにしました。
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