4・17〜18 全国連第19回全国大会

(2010年04月15日)

  4月17日 正午・開会
荒本人権文化センター(大阪・東大阪市)

全国の部落で実態調査を完遂しよう!
狭山再審勝利! 事実調べをかちとろう

いよいよ、第19回全国大会です。全国連は昨年の18回大会以来、「融和主義を粉砕し、新たな水平社を創立しよう!」のスローガンを掲げ、たたかっています。そして、狭山第3次再審決戦において再審への突破口をきりひらきました。広島差別事件にたいする糾弾闘争では、東京真相報告集会の成功をかちとりました。また、長野結婚差別事件たいする糾弾闘争をたたかってきました。全国連は、こうした差別糾弾闘争の復権をかちとる1年間の成果のうえに、ふたたびこの19回大会で、「新たな水平社をつくろう」の大号令を発します。

政権交代にもかかわらず、大不況|失業の時代はかわっていません。沖縄の普天間基地撤去のたたかいを裏切り、新たな基地を押しつけようとする攻撃など、 日米安保強化|戦争政治はつづいています。こうしたなかで、在日朝鮮人や中国人、在日アジア人民への差別を公然とあおり、襲撃さえくわえる「在特会」(在 日特権を許さない市民の会)のようなおぞましい差別主義・排外主義の動きがおこっています。「在特会」は、部落解放運動も敵視し、部落民が団結したたかう ことも非難しています。まさに、水平社ができる以前の時代が、ふたたび訪れているのです。第19回大会を、大失業|戦争、差別主義・排外主義をうちやぶる 大決戦として成功させましょう。
大会での真剣な討論のもと、部落における実態調査を全国的にまきおこしましょう。「法」がうちきられ、大恐慌と差別のなかで、部落大衆の生活はどうなっ ているのか、自分たちの手でつかみとりましょう。そして、全国連こそが、部落大衆の怒り、たたかいの唯一のよりどころとして起っていきましょう。
狭山第3次再審をめぐっても決戦の本番です。大会で、「岡田裁判長はただちに事実調べをおこなえ!」の決議をあげ、大々的な署名運動をまきおこしましょう。4・20首都圏のきょうだいを中心にした要請行動、5・12全国連の総力をあげた要請行動にたちあがりましょう。
部落差別をなくすため、部落大衆と労働者人民の力で世の中をかえましょう。狭山闘争、三里塚闘争、沖縄闘争、8・6ヒロシマで、また、労働組合運動で、労働者との階級的共同闘争の発展をかちとりましょう。
いざ、第19回全国大会へ!
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