市の住宅部長らは、判決に沿った内容の説明会をしようとしたので、李住民の会代表は「今日は我々の要求に沿った交渉の場だ!」と一喝しました。また、夫
が亡くなり「継承権は認めない。明け渡せ」という判決がくだされた妻のAさんが、「私の民有地を市に提供したとき、絶対に値上げをしないと約束しました。
その私に住宅から出て行けとはどういうことですか」と追及。市はうつむいたまま、何も答えることができません。
「家と土地を取り上げて、命までとるというんか!」「一人の人間としてこの話をどう思いますか?」。住民の怒りの声が次々とわきおこります。最後に、住民は「私たちの声を市長に報告し、次回には市長が回答せよ」と迫り、市の了解をとりつけました。
たたかいはまだまだつづきます。勝利するまで、がんばります。