6・23狭山要請行動へ

(2009年06月11日)

 

兵庫狭山集会 5・23全国統一行動が成功
石川一雄さんの不当逮捕から46年目の5・23に際して、全国連は狭山第3次再審闘争に必ず勝利し、狭山事件の再審において、国家権力に石川一雄さんの無実を認めさせる決意をうち固めました。
いま、狭山第3次再審闘争は、大きな山場に入っています。門野裁判長は、来年の2月で定年・退官を迎えます。退官前の狭山第3次再審の棄却を絶対に阻止しなくてはなりません。

石川一雄さんは、本年の5・23に際して、「なんとしても門野裁判長のもとで再審開始決定を実現させねばなりません」というアピールを発しています。これから来年2月にかけて、狭山第3次再審をめぐる、大きな決戦の局面に入りました。
第1に、東京高裁、高検にたいして、事実調べを行わさせるための要請行動を全国の力を結集して強化していくことです。
第2に、事実調べ、証拠開示を求める新100万人署名運動を中心にして、23デー行動、部落へのキャラバン、狭山集団登校などの創意工夫をこらした、大衆的な糾弾のたたかいを全国において積み上げていくことです。
第3に、きたる10・31中央闘争を、全国からの根こそぎの総結集をもってたたかいとることです。
全国連の第18回大会の成功をひきついで、差別糾弾闘争の取り組みや、労働実態調査の取り組みなど、進攻的な取り組みが全国で開始されています。中央本 部を先頭にして、全国の力を総結集して、東京における「広島差別事件真相報告集会」をたたかいとろう。「8・6ヒロシマ」を全国連が主軸をになって、戦争 と核、差別とたたかう新たな共同闘争として大成功させよう。全国連の将来を背負う全国青年部の結成をたたかいとろう。全国各地で、労働実態調査や、県下の 全部落へのキャラバンなどに取り組み、すべての部落大衆と結びつこう。
狭山第3次再審棄却策動のもっとも根源にあるものこそ、失業、差別、戦争への動きであり、同時に、これにたいして全国連が部落解放運動の主流として躍り 出ていくことが、歴史の要請となっていることを物語っています。いっさいの力を、10・31中央闘争を基軸にした狭山闘争の爆発に集中させて、わたしたち の手で、狭山第3次再審の門をこじ開けようではありませんか。
6・23東京高裁、東京高検への要請行動で、証拠開示|事実調べを強く迫っていきましょう!
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