5・23狭山全国統一行動 広島・福岡のとりくみ

(2009年06月09日)

  【広島支部】広島支部では、狭山・広島の差別糾弾闘争と住宅のたたかいと連動した行動をとりくみました。
まず青年部が町内へビラまき行動をしました。家賃値上げ反対運動をたたかうともに、国家による狭山差別裁判や広島差別事件を絶対に許さずたたかっていこうと訴えました。

そして22日に、「5・23狭山闘争と住宅闘争勝利を掲げた住民総会を会館でおこない、住民や教育労働者、森島先生や松井先生など40名が結集しまし た。はじめに青年部が狭山紙しばいを上演、「あらためて事件の差別性を捉え返し、石川さんの決起につづき、ともに再審闘争に勝利しよう!」とアピールを発 しました。
住宅のたたかいについては、李金異原告団長(住民の会代表)から市との交渉が決まったことを受け、「地区住民全体に呼びかけよう! これまで受けた仕打ちを返してやろう!」と、交渉をたたかいぬく勢いをつくり出す場となりました。
また、差別者=革共同が、狭山闘争と住宅闘争の破壊するための集会・デモをのはかいのために福島町内で「部落解放広島共闘集会」なるものを行うとして、 その中止を求める糾弾行動にむけて、「差別者が村に踏み入れるなんて許せない。これ以上差別者の思い通りにさせないためにも、明日の糾弾闘争をがんばる」 と婦人部と青年部がアピールし、住民の決起を呼びかけました。
最後に特別決議を採択し、住宅や狭山・広島の差別とたたかう闘志を燃やした総会としてかちとりました。

広島・23 23日、差別者集団・革共同が町内で集会とデモを企てたことに対して、広島支部と住民の会は山口のきょうだいとともに、糾弾行動をたたかいました。
彼らの集会は、狭山闘争や住宅闘争とは、まったく無縁な集会です。石川一雄や部落大衆の差別裁判糾弾のたたかいへの連帯もなければ、福島町住民の住宅闘 争への連帯もありません。全国連へのデマと、ウソで固めた「2・26西郡」によって彼らが差別者として正体を自ら明らかにしてしまったことへの弁解に終始 している集会でした。
地元の婦人たちも率先して弾劾行動に結集しました。到着すると、警察権力が会場を守り、全国連と住民の会の敷地内への立入を阻止してきました。権力に守られていることをいいことに、権力の後ろから差別者がわめいています。
住民の会代表の李金異さんが代表者に来るよう要請しましたが、向こうはそれを拒否。李さんは口頭で会場内に届くように声を張り上げ申し入れ書を読みあげ ました。すると彼らはそそくさと会場内へ逃げていきました。申し入れ書を読み終え、福島の住民と全国連の総力でたたかいぬいた糾弾行動として貫徹しまし た。

【あさくら支部準備会】5月24日、あさくら支部(準)は狹山統一行動として本部派の「拠点」の村へのビラ配布の行動にとりくみました。これは、「門野裁判長のもとで再審を実現させる」との石川さんの訴えと決意をわがものとして、今秋の狭山中央闘争を頂点とした9ヶ月の激闘の第1弾です。
同時に、この行動は「天神町から甘木・朝倉へ!」のスローガンのもと、甘木・朝倉の全同和住宅住民によびかけ、「第2、第3の天神町」をつくりだす決意と、そのたたかいの具体的出発点になるものです。
石川さんの訴えに真にこたえることのできる甘木・朝倉での全国連建設を進めていきます。
 

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