第18回全国大会での瀬川博委員長あいさつ

(2009年05月13日)

  瀬川委員長 部落差別を絶対に許さず、 一致団結してたたかおう!

今日、権力の差別攻撃がきついなか、私たちはたたかいぬいて勝たなければなりません。私たちは狭山闘争を軸にたたかいぬいています。これからもいっそう、差別とたたかうことをお誓いしておきます。
昨年は、非常に厳しいなか、部落大衆が一致団結してたたかいぬいてきました。れわれが共にたたかってきた革共同の連中すら裏切り、権力に屈服していったわけであります。また、私たちの中からも分裂主義者がでました。
しかし、権力に屈服する差別者や、それにこびをうるものたちに負けるわけにいきません。私たちは、彼らには指一本ふれさせることなく、私たちの部落解放 運動をすすめていきます。私たちのたたかう相手は国家権力であります。そういう立場から、私たちは部落差別を許さず、今後も差別徹底糾弾を貫いていきま す。
私たちは三里塚闘争を、私たち自身のたたかいとしてきました。三里塚農民、労働者、市民と連帯を固めてきたことで今日の全国連があります。また、関西新 空港とたたかう住民に学んできました。私たちは、部落大衆の生活と権利をまもっていくためにも、この団結を守っていきます。
残念なことに広島で差別事件をおこした革共同は「全国連はものとり主義」などといっています。しかし、私たちは、権力を相手にたたかいぬいてきたので す。たたかいぬいて住宅も生活の権利もかちとってきたのであります。差別者を許すことなく、今後も一致団結してたたかいぬく決意です。皆さん方の絶大なる 団結によってたたかいぬいていきましょう。
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