3月狭山要請行動へ

(2009年02月13日)

  第3次再審勝利へ 事実調べ・証拠開示せまろう
10・27要請行動 2009年こそ、狭山再審をかちとろう! 決戦がはじまりました。
石川一雄さんは新年のあいさつで、「私は今年こそ冤罪を晴らせる年にしようという思いを強く強く心に秘めて2009年の第一歩を元気に踏み出しました」と今年にかける思いをあきらあにしました。

また、1月14日、古希(70才)の誕生日にあたって石川さんは「…何年も『今年こそ』と言い続けてきましたが、本当の意味で再審が実現するように全精 力を傾注していきますので、全国の皆さんにもいっそうのご支援を賜りたく心からお願い申し上げます」とアピールを発しました。
全国連はこの石川一雄さんの訴えに応え、総決起します。全国連は昨年、10・26狭山中央闘争を頂点に、「門野裁判長はただちに事実調べを行え! さも なくば辞任しろ!」を訴えたたかい、棄却を阻止しました。しかし、事実調べー再審は開かせてることはできませんでした。今年は、何としても事実調べを実現 します。
不当逮捕から46年をむかえる5・23にむかって、「石川一雄さんは無実! 国家権力の差別犯罪徹底糾弾!」のたたかいを全面的に強めていきます。
その最初のたたかいとして、3月、東京高裁、東京高検にたいし、「すべての証拠の開示」を迫る要請・糾弾行動をたたかいます(詳細未定)。4月11日〜12日の全国連第18回全国大会で、第3次再審勝利への路線をあきらかにします。
同時に、大恐慌のもとでの首切り、憲法改悪〜戦争の攻撃にたいし、全国連はたたかう労働者、市民とともに反撃します。戦争と差別に反対する巨大な階級的共同闘争をつくりだしていきます。
すべての部落のきょうだいと、労働者は、3月要請行動から4月全国連大会にあつまりましょう。(『狭山闘争ニュース』第154号 2009年2月10日)

『狭山闘争ニュース』2月号の内容
1面・3月要請行動へ
・狭山現地報告
2面・連載 新証拠を武器に再審かちとろう
・連載 高松結婚差別事件糾弾闘争に学ぶ

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