福岡・天神町で広島差別事件真相報告会(11月30日)

(2008年12月16日)

  天神町真相報告集会 【天神町支部】金平玲さんをむかえ、天神町支部主催の「真相報告集会」が11月30日、総合隣保館でもたれました。
青年を先頭に、住宅闘争をたたかう「住民の会」、全国連支部員が家族ぐるみであつまりました。
天神町支部と、中央本部を代表して村上副委員長、福岡のきょうだいのあいさつをうけ、金平玲さんからの訴えがおこなわれました。
金平さんは「あの時の悔しさと怒りで胸がつまってしまいます。革共同の学生らに9対1で、深夜まで『全国連はまちがっとるんよ』『家賃値上げ反対は物取 り主義よ』と、罵声をあびせられ続けたこと。昨日まで家族同然につきあい、信頼していた人たちの態度が突然かわり、憎しみの目で『差別糾弾なんて言うから 労働者が団結できない』と攻撃してきたこと。いったい何が起こっているのか驚くばかりで、なやみぬいたすえに糾弾闘争を決意した」ことなど、切々と語られ ました。
自らの体験と重なり
参加した住民からも「思い出すのもつらいし、話したくもないことだが、自分の子供も学校で『クサイ』『汚い』『死ね』などといわれ、給食にごみを入れら れたこともあった。それを見ていながら『何もなかった』いう教師にがく然とさせられた。子供が今、生きていられるのは青年や全国連の支えがあったからだ」 と、涙ながらの訴えがありました。
真相報告会で、参加者全員が心をひとつにして差別をおしつける国・行政、差別を居直り解放運動を否定する革共同、行政の手先になって差別と生活苦に手を貸す解同本部派らをうちやぶり、本物の解放運動をつくっていくことを誓い合いました。
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