「同和住宅家賃値上げ反対闘争を支える会」結成される!

(2008年08月12日)

  支える会 7月27日、西宮市芦原地区で同和住宅家賃値上げ反対運動を支える会(以下「支える会」)の結成式が、64名の結集で行われました。
この会は、早川和男さん(神戸大学名誉教授)、家正治さん(神戸市外国語大学名誉教授 姫路獨協大学名誉教授)、大橋浩治さん(奈良市従業員労働組合委員長)、森島吉美さん(広島修道大学教授)、田代菊雄さん(ノートルダム清心女子大学名誉教授)、戸田ひさよしさん(門真市会議員)、辻岡豊さん(元意岐部東小学校教頭)がよびかけ人となり、何度も会議をひらき結成されました。
結成式では、「支える会」の会長に就任された家正治先生から「この運動は住宅問題にかかわって生活権を守る運動、同和問題にかかわる重要な問題、それ と、他の住宅に先行するたたかいという点で、非常に画期的。今こそ、連帯を強化し運動を展開していきたい」と訴えられました。
同住連からも東口世話人、李世話人、滝岡世話人はじめ各地から、現状の報告がおこなわれました。住宅裁判や西宮のデモなど共にたたかう「関西新空港反 対・東灘区住民の会」からも、「自信をもってこの会を大きくしていこう。困難をのりこえてたたかっていきたい」との訴えがありました。
副会長の森島吉美さんがまとめを行い「住民の発言で、『わからんなりにやってきた』と、これがあらゆる運動の出発点。差別する奴をわからせなければならない。おもしろい楽しい運動をやっていこう」と語りました。
閉会のあいさつで辻岡豊さんは、55年前の和歌山の日高川水害での部落のたたかいを紹介し、「先輩のすばらしいたたかいを考え直して、いかにたたかえるか独自の立場で提起してこう」と訴えられました。
ここに、同和住宅家賃値上げ反対闘争をささえる力強い陣形が登場しました。
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