住宅裁判の一審勝訴がひっくり返され、２００６年８月に住民側の敗訴が確定してから毎月、「払える家賃で住み続けるぞ」と役所（ある時は都市局、ある時は市長室）に押しかけ、裁判所を間に入れた調停をも駆使し、たたかってきました。
西宮市は最高裁の決定いらい２年間、常に「全額払わなければ明け渡し」の脅しをかけてきましたが、住民たちはその都度、さまざまなたたかいでその脅しをはねかえしてきました。やむを得ず供託を降りる人も毎月の会費を払い、会合に参加し、団結を維持してきました。
しかしながらついに西宮市行政は、この６月議会で住宅明け渡しを提案しようとしています。本当に許せません。
そもそも６月議会はその名の通り６月に開かれるかと思いきや、山田市長がブラジルかどこかに、研修か旅行か知らないが出かけるために日程がくりのべられました。こんな簡単に日程が変えられる議会で、私たちの命と権利が審議されることが許せません。当然、まともな審議も期待できません。
わたしたちは、あらゆる手を尽くして、まずは、部落民を改良（同和）住宅から追い出そうとする議会提案を粉々に粉砕したいと思います。わたしたちにはその怒りと権利があります。
改良（同和）住宅は、部落差別をなくすために、わたしたちの先輩が血と汗を流して建てさせた住宅です。そして、法のない今の時代には、差別とたたかう砦としてあります。
全国のみなさん！ 関西のきょうだい、労働者のみなさん！ 議会は７月14日（月）〜16日（水）です。7月14日、午後４時から、西宮市役所包囲デモにたちあがりましょう。
西宮差別行政の住宅追い出し攻撃との決戦に、芦原と全国の力で絶対に勝利しましょう！
●西宮差別行政に全国から抗議の集中を！
▼山田 知（さとる）西宮市長あての抗議先
メールでhttp://www.nishi.or.jp/index.html
のトップページの右にある「市民の声」というリンクをクリック
▼森田 順（じゅん）都市局長あての抗議先
メールでhttp://www.nishi.or.jp/soshiki/bu_0037_0000.html
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