第17回全国大会に結集しよう

(2008年03月10日)

 

差別徹底糾弾で狭山第3次再審勝利
 住宅家賃闘争で新たな全国闘争を!


 部落解放同盟全国連合会(以下、全国連)は、4月12日(土)~4月13日(日)、荒本人権文化センター(大阪府東大阪市)において、第17回全国大会を開催します。

全国連第17回全国大会   2008年4月12日(土)-4月13日(日)
    1日目 4月12日(土) 昼12時開会
    2日目 4月13日(日) あさ9時開会
    会場 荒本人権文化センター(東大阪市)

 本大会は、福田政権の改憲と侵略戦争の政治、そのもとでの部落解放運動の根絶=全国連解体攻撃にたいする、全国連の真っ向からの反撃です。
 「飛鳥会」いらいふきだした「差別糾弾闘争は諸悪の根源だ」「部落解放運動を絶滅せよ」という国・行政、警察、マスコミの総力をあげた攻撃にたいして、全国連は三大闘争で仁王立ちしてたたかっています。昨年には、中田書記長の逮捕という弾圧、東大阪市議選での敗北をものりこえ、より一層の団結の強化と共同闘争の拡大をつくりだしてきました。また、差別キャンペーンの嵐のなかで一旦つぶされた、奈良・古市の狭山集団登校を全国連の渾身の決起で復活させてきました。
 第17回大会で、全国連は昨年のたたかいをしっかりと総括し、三大闘争でより全面的なとりくみをはじめていきます。
 なによりも、狭山第3次再審闘争をはじめとする差別糾弾闘争への総決起です。全国連はあくまでも「石川一雄さんは無実」「国家権力の差別犯罪」を徹底的に明らかにし、「差別裁判徹底糾弾」の原則にたってたたかいぬきます。東京高裁・門野体制を打倒し、事実調べ・再審をこじあけていきます。
 またこのたたかいと一体で、革共同による広島差別事件を徹底糾弾します。「糾弾闘争の旗をおろせ」などという革共同に、全部落大衆と労働者の怒りをたたきつけ「差別糾弾の旗」をまもりぬきます。
 ふたつに、全国連は本大会をもって、住宅闘争の新たな全国闘争をはじめていきます。住宅闘争は「明け渡し」、すなわち生まれ育った地区からの追い出しとの決戦です。全国連がこの10年間のたたかいできりひらいた勝利を総括し、一大決戦にうってでます。住宅闘争を支える全国的な運動もつくります。
 3つめに、全国連は福田政権の改憲と侵略戦争に反対します。改憲をめぐる諸反動のなかで、全国連がたたかう労働組合、住民団体と直接むすびついてたたかいます。
 第17回全国大会は、全国連の新たな歴史のはじまりです。すべての部落のきょうだい、そして全国連と共にたたかう労働者、市民に参加を呼びかけます。

 2008年3月

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