広島支部は先頭でたたかいます

(2008年02月10日)

  住宅闘争をたたかう全国の住民にむけられた部落差別

 【広島支部】全国のきょうだいのみなさん! たたかう仲間のみなさん! 住宅闘争にたいして「物取り主義!」…。この罵倒が、紛れもない事実として私たちになげつけられたのです。全国連広島支部は、本当に怒っています。こんな部落差別を絶対に許しません。青年部のAさんにかけられた罵詈雑言は、私たち広島支部に結集する福島の部落民と在日朝鮮人、住宅闘争をたたかうすべての住民にはきすてられたものです。  何ということか! 戦前の厳しい差別、被爆という極限の状況でもつづけられた差別、戦後の差別行政、これにたいして福島町の住民は歯を食いしばってたたかってきたのです。とりわけ、太田川の改修を理由に何の保障もない立ち退き攻撃にたいして、大人も子ども、男も女も、みんな力をあわせ、実力で住みなれた家と土地を守ってきたのです。その家と土地を提供してたてさせたのが同和住宅です。それは、福島町住民の差別への怒り、団結とたたかいの象徴なのです。住宅家賃値上げ反対闘争は、この誇り高いたたかいをうけつぎ、いまに再現せんとするものです。これが、なんで学生らに「物取り主義」と罵倒されなければならないのか! みんなのはらわたが煮えくりかえっています。
 また、差別発言そのものの悪質さもさることながら、とりわけみんなを怒らせているのは、事実確認会からの逃亡です。みんなの前ではっきりと約束したことを、彼らは平然と破ったのです。彼らは「運動、団結をめぐっての真剣な討論だった」などという急きょでっちあげたウソが、まったく通用しないとみるや逃げていったのです。そして、事実確認を拒否しながら「差別でない」「デッチあげだ」とわめいています。
 絶対に許せない! 彼らにたいして全部落大衆と労働者階級の徹底糾弾をたたきつける以外にありません。広島支部は、全国の先頭にたって徹底糾弾します。全国の真相報告集会には、Aさんを先頭に全力で訴えに行きます。ともにたたかいましょう!
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