反戦・反基地闘争にたとう

(2008年01月10日)

 

  習志野へのPAC3配備阻止! PAC3ミサイル配備許すな 日米の朝鮮侵略戦争阻止

 昨年3月30日に入間基地にPAC3ミサイル(新型のパトリオット・ミサイル)が強行配備されました。入間基地のある狭山現地で、狭山支部と「市民の会」は一昨年の暮れより、地元と反基地をたたかう各地の仲間と連携し、「パトリオットミサイルはいらない!」のたたかいをつくりあげてきました。

 昨年11月29日早朝の習志野基地へのPAC3強行配備阻止のゲート前でのたたかい、12月1日の習志野基地への抗議闘争はその新たな反戦・反基地闘争の幕開けともいえます。
 今度のPAC3は、完全に日米帝国主義の「核先制攻撃」が前提にされているものです。「敵地」を侵略し、「敵」が止むにやまれず弾道ミサイルを発射するだろうとまず構想し、それをうちおとし反撃を無力化するシステムだということです。PAC3の配備は、福田政権による朝鮮侵略戦争の踏み切りそのものです。
 PAC3は本土では入間基地が第一陣です。続いて習志野基地、そして霞ヶ浦、武山、浜松、岐阜、等々と2010年度までに合計12基地、最終的に20基地配備が計画されています。配備には総額6兆円は必要として計上されています。これが、汚職が明るみにでた守屋や石破防衛大臣ら防衛省の役人や反動政治家、三菱重工、三菱電機など「死の商人」を肥え太らせる利権となっていくのです。徹底弾劾をあびせましょう。
 格差社会、貧困の拡大という社会状況の中で人民の怒りは渦巻いています。また配備が予定されている基地周辺の多くの地域には、入間基地のフェンスの横が狭山の部落であるように、私たちの部落のきょうだいの村があります。PAC3配備反対闘争を水路に、新たなたたかう仲間との団結を拡大していきましょう。
 福田政権の米軍再編に名をかりた戦争国家化をうちやぶり、侵略と戦争の時代のあらたな差別・排外主義と徹底してたたかいましょう。2008年、反戦・反基地闘争に断固として決起しましょう。
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