反弾圧統一行動でとりくみ強化を

(2007年12月10日)

   改憲と侵略戦争の攻撃のもと、今、たたかう労働組合と全国連、そして在日朝鮮人への治安弾圧がくりかえされています。

 連帯労組・関生支部はこの間、5次にわたる弾圧をうけ12人が逮捕されました。また、金属機械港合同や関西合同労組には、組合が雇用保険の条件付給付を受けながら破産争議を闘うと「詐欺罪」にデッチあげ逮捕するということがおこっています。在日朝鮮人を差別・抑圧し、その子どもたちの学ぶ権利すら奪おうとする攻撃がはじまっています。そして、部落解放運動をなきものにしようと全国連にたいして、寝屋川弾圧につづき、中田書記長の逮捕が強行されました。
 しかし、これに真っ向から反撃する陣形がつくられています。「ええかげんにせぇ! 警察・検察・裁判所! 闘う労働組合・市民団体への弾圧、在日朝鮮人への人権蹂躙(じゅうりん)を許すな!」をスローガンに、関生支部や全国連、関西の地で弾圧・抑圧されている各労働組合・団体・個人が結集し、反弾圧、戦争国家づくりに反対するネットワークづくりが進められています。
 この陣形のもと韓国から民主労総もかけつけ、7月1日、中之島・剣先公園にて2500名が集まり、反弾圧・戦争国家に反対する怒りの声をあげました。
 10月12日には、「連続シンポジウムⅠ」が開催されました。「狙われている労働組合」のテーマのもと、関生支部・武委員長から弾圧の実態報告をうけ、弁護士・学者など法的な視点からの問題を検討する場として300名余が結集し大成功しました。
 2月はじめには「連続シンポジウムⅡ」が開催されます。ここでは、在日朝鮮人、部落民、日雇い労働者が、それぞれの立場から現状報告と問題提起をおこないます。部落解放運動からは、もちろん全国連が報告します。きょうだいの参加を訴えます。
 国家権力による、不当な労働運動弾圧、部落解放運動つぶしを跳ね返すためにも反弾圧ネットワークの取り組みを大きくさせることが大切です。全国連の組織をあげて、この運動に取り組みましょう!

▲このページのトップにもどる