番町からの追い出し阻止! 被災地総行動に決起

(2007年10月23日)

 

神戸市役所へむけデモ  【番町支部準備会】10月23日、「神戸市は同和住宅からの追い出しをやめろ! 
被災地総行動」は番町のきょうだいと、関西合同労組をはじめとした兵庫のたたかう労働者など、80人が参加しました。

 番町支部準備会は、「番町地区生活実態調査アンケート」にとりくみ、その集計結果を要求書にまとめ、集会で発表しました。「職場で家が番町だと言ったら友人が一人もいなくなった」(20代女性)、「息子は内定が決まっていたが、戸籍を出したら落とされた」(60代女性)「面接で『番町のど真ん中やな』と言われ、不採用になった」(30代女性)…今なお、部落大衆がいわれのない迫害を受け続けていることはあきらかです。
 なによりも、仕事、収入、健康…生活のあらゆる面で生きられない現実がうかびあがりました。そして、住民は口々に、「応能応益制家賃によって、若い人たちみんなムラから出ていってしまう」と告発しています。応能応益制の家賃がムラを破壊する元凶だということです。集会ではアンケート活動にとりくんだ労働者からも、怒りの報告がありました。
 このあと、神戸・三宮の繁華街を「同和住宅からの追い出しやめろ」と訴えて神戸市本庁までデモ、意気軒昂と要求書を市にたたきつけました。
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