16回大会 -労働問題について-

(2007年03月03日)

 

労働問題のとりくみで討論(第3分散会)

部落の青年、労働者の組織化へ 労働問題にとりくもう 

▼番町のとりくみ
  いくら残業しても残業代が出ないと言う会社が多いと思う。黙っているからです。自分の会社で違法なことがあれば、暴露しないといけない。また、相談に来る人は、「もうこんな会社やめたい」と言う人が多いが、やはり踏みとどまって職場に組合をつくっていくことが課題だと思います。

▼埼玉ユニオンのとりくみ (狭山支部)
 解雇通告を受けた人から相談を受け、一緒にとりくむなかから12月に「埼玉ユニオン」をつくった。労働の現場で、部落差別が貫かれています。支部員さんは、ほとんど非正規雇用の人々。この問題をやらないと支部政策ももてない。関西合同労組から学んで作ってきた。地域住民との共同のたたかいにしていきたい。

▼奈良・古市支部
  土木が村の地場産業のようになっているが、本部派幹部の不祥事の問題でキャンペーンされて、入札問題でむちゃくちゃになっている。談合や何だかんだとキャンペーンされ、みんな持ち出し(採算割れ)になっている。この件について議論していただきたい。

▼茨城・守谷支部
  茨城でバスの組合がストライキをやっている。そこに参加してきた。自分も共同闘争としてやってきた。茨城では一人親方がおおいが、こういうたたかいに学んで、労働問題にとりくまないと若い子に見向きされない。

▼福岡・あさくら支部
 水平社の時代も労働運動と解放運動を両方やっていた。本部派が切り捨ててきた中で、全国連が合同労組を作っていかなければならないのではないかと思う。

▼奈良の現業労働者  職員の給与カット、特殊勤務手当ての廃止に反対して、座り込み、本庁包囲デモ、いろんな闘いを取り組んできた。また、マスコミの差別報道、京都市長の発言に対して団体交渉の中で追及してきた。人員補充されない、賃金格差あるのは差別ということをがんがん追及してきた。10月にストライキをやってきた。労働組合にはすごい力がある。

▼奈良・古市支部
  敵の側は部落差別と労働組合つぶしを一体のものとしてかけてきている。市の職員が「住宅家賃滞納」「保育料滞納」というキャンペーンを新聞でかかれた。部落差別攻撃と現業に対する攻撃と一体のものとして取り組まないと、やられ放題になる。地域ぐるみの闘いを一緒になって考えながら作っていきたい。

▼まとめ
 村上副委員長
 全国連が労働問題を軸に村の中で地域で生活の権利をまもるたたかいとして合同労組づくりもとりくみたい。制度の学習会をもてるようにしていきたい。
一人親方の失業保険や、労働者としての権利をまもっていこう。

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