子どもたちの卒・入学式で「日の丸・君が代」阻止!

(2007年02月10日)

 

 子どもたちの卒業式・入学式の季節をむかえようとしています。本来なら、子どもたちの門出の日であり、心から喜びたいところです。しかし、安倍政権の改憲と侵略戦争の攻撃とたたかわなければ、それすらできません。

 子どもたちの卒業式・入学式の季節をむかえようとしています。本来なら、子どもたちの門出の日であり、心から喜びたいところです。しかし、安倍政権の改憲と侵略戦争の攻撃とたたかわなければ、それすらできません。
 安倍政権は昨年12月15日、広範な反対の声をおしきって教育基本法の改悪を強行しました。そしてさらに1月25日にはじまった国会では、「教育改革関連法案」をとおし教育の改悪を完成させようとしています。
 これがまかりとおれば、どんな教育にされるのか? 資本家が必要な「一部のエリート」が優遇される教育です。部落の子どもや労働者の子どもには、「低賃金でも文句をいわず働く」「国のために命を差し出して戦争に行く」ことがたたき込まれるのです。そのために、「道徳教育」「神話・おとぎ話、茶道・武道などを通して、徳目や礼儀作法を身につけさせる」「奉仕活動」がおしつけられるのです。解放教育や反戦・平和の教育とはあいいれない、まるで、戦前の「教育勅語」のもとでの教育そのものです。
 こんな教育改革を絶対に阻止しましょう。卒業式・入学式のその日こそ、決戦です。全国連はあくまでも「日の丸・君が代」を拒否してたたかいましょう。教育労働者にも「日の丸・君が代」不起立でともにたたかうことを呼びかけましょう。
 全国連は昨年、教基法改悪阻止のため、たたかう教育労働者と共に国会前でハンストをたたかいました。この団結をさらに押し広げましょう。そして、学校と教育を、部落の子どもたち、保護者、教育労働者の手に取りもどし、解放教育を復活させていきましょう。このたたかいを水路にして、改憲のための「国民投票法案」「共謀罪」新設など反動法案の成立を阻止し、侵略戦争への道をくいとめましょう。
 これは、今の部落解放運動解体攻撃=全国連つぶしをうちやぶる道でもあります。全力でたたかいましょう。
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