部落差別の強化、改憲・侵略戦争への道 教育基本法の改悪を絶対に阻止しよう

(2006年11月10日)

   
11・5全国労働者集会に参加

狭山全国統一行動うちぬく

 全国連は安倍政権の北朝鮮への侵略戦争、そのもとでくりひろげられている改憲と部落解放運動の解体攻撃をうちやぶるためにたちあがりました。
 なにより、全国連は狭山全国統一行動~10・31要請行動の成功をかちとりました。
 狭山闘争週間において、寝屋川では青年をあいてにあがり込みで紙芝居の上演、広島では自分の大学で1人でビラをまき、クラス討論で呼びかけ、狭山学習会を成功させるなど、画期的なたたかいがおこなわれました。そして、各地の狭山集会では、これまでにない参加者の広がりをかちとりました。解同本部派の屈服とは正反対に、差別キャンペーンを弾劾し、差別徹底糾弾を貫く全国連の姿が部落大衆の心をとらえはじめたのです。
教基法改悪阻止へ ハンストに決起

荒本の共同浴場前でおこなわれた狭山署名行動(10月24日)

 また、教育基本法の改悪阻止のたたかいでは、広島のきょうだいの命をかけた原爆ドーム前でのハンスト決起が、全国を揺さぶりました。全国連はハンストに応え、10・31国会前の教育労働者のたたかいに合流しました。さらに11・5労働者集会から11・6国会闘争をたたかいぬきました。
 この勝利の地平を失ってはなりません。教育基本法の改悪阻止へ、ひきつづきたたかいましょう。ここ数日が正念場です。安倍政権は、なにがなんでも14日までに衆議院を通過させようと、今すぐにでも強行採決をねらっています。

アメリカの労働者とともに国会闘争に決起 (11月6日)
 安倍政権は戦争のできる国をつくるために、「教え子を再び戦場に送らない」という教育労働者のたたかいを目の仇にしています。そして、「反戦・平和」や「人権」「部落差別をなくそう」という考え方を教育からなくそうというのです。かわりに、戦前のような「国や天皇のために命をなげだす」ことを学校でおしえこもうというのです。
 こんな、部落差別の強化、改憲~戦争への道は絶対に許してはなりません。全国連は部落解放運動の未来をかけ、教育基本法改悪阻止へたちあがりましょう。

▲このページのトップにもどる