《10・31狭山》 各地で第3次再審の勝利きりひらく

(2006年10月31日)

 

10・27荒本支部が狭山集会をかちとる
 全国連は10・31寺尾判決32ヵ年糾弾の全国統一行動から11・5労働者集会へのたたかいを今秋最大の決戦としてうちぬきました。10・31を大阪市の飛鳥会事件をはじめ京都市、奈良市などでふきあれる同和事業を名実ともになきものにし、部落解放運動を根絶せんとする安倍改憲政権との対決としてかちとったのです。

 解同本部派が、これらの攻撃を前にして、地域での10・31狭山のとりくみを「自粛」したり、東京高裁や検察の前にも姿をあらわさないという解放運動と狭山闘争の危機をつきやぶり、とりわけ教育基本法改悪阻止へ命がけでたたかう教育労働者との連帯も深めながら狭山決戦をうちぬいたのです。
 荒本、長野、寝屋川、野崎、広島、奈良などでは村内や駅前での街宣に、狭山差別裁判糾弾をまっこうから訴えて多くの署名をかちとりました(狭山闘争ニュースに詳報)。
長野県連の松本駅街宣  (10月29日)
 各地の狭山集会では教育労働者の参加も得て、安倍政権の教育基本法改悪と改憲のねらいをあばき、10・31狭山要請行動を国会闘争とも結合し、そこに各村の代表を派遣することを確認して要請行動もかちとりました。
 東京や狭山のきょうだいは国労団結まつりに登場して狭山を訴え、連日の国会行動にもかけつけてたたかいました。
 茨城では、未組織の地域に狭山ビデオの上映会をビラでよびかけたところ、多くのきょうだいがつめかけ、上映後にみずからの差別体験を語る人もありました。
 たたかいはまだ決着がついていません。なにより国会での攻防が白熱化する教育基本法改悪阻止のたたかいに総決起しなければなりません。そして狭山第3次再審勝利へ各地の解放運動つぶしとのたたかい、差別とのたたかいをさらに前進させていきましょう!
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