6-7月支部・県連大会の成功へ

(2006年06月10日)

 

狭山差別裁判糾弾を貫こう! 全国連の手で第3次再審闘争に勝利しよう!  星陵会館での集会に400名が結集。

5・21狭山中央闘争をうちぬく

 5月23日、石川一雄さんは狭山第3次再審を申し立てました。これに先立つ 5月21日、全国連は石川一雄さんとの固い連帯のもと400人の結集で狭山中央闘争をうちぬきました。  星陵会館での集会で、全国連は、「石川一雄さんにたいする国家権力の差別犯罪の全貌をあばく、差別糾弾闘争として第3次再審をたたかう」ことを宣言しました。そして、東京高裁を包囲・糾弾するデモ行進をたたかいました。
 ここに、全国連は第3次再審勝利への戦闘宣言を内外にあきらかにしました。

改憲阻止決戦の一環として闘う

 また、5・21狭山中央闘争で、全国連は小泉政権による憲法改悪を阻止することをあきらかにしました。とりわけ、教育基本法の改悪に反対するたたかい、百万人署名運動がよびかける「戦争のための憲法改悪に反対」全国署名に、全国連も全力でとりくむことを決定しました。

解同本部派はたたかいを放棄

 いっぽう、解同本部派は、5・23を市民の会による「市民集会」とし、本部派としての狭山闘争をなげすてました。本部派は、「差別事件は警察に告訴する路線」のもと、狭山闘争、差別糾弾闘争をいっさいたたかわないことを国家権力にアピールしたのです。小泉政権の改憲、侵略戦争の攻撃のまえに、本部派は融和主義へと転落し、改憲攻撃の手先となるものです。全国連は徹底弾劾します。

支部大会成功へ全力をあげよう

 狭山第3次再審闘争の火ぶたがきられました。狭山闘争の勝利、そして部落解放運動のいっさいの課題が、全国連の肩にかかっています。全国連はこの責任を全力で果たします。
 6~7月、支部・県連大会の成功をかちとりましょう。西郡支部の結成で、全国連の5万人組織建設の展望がおおきくきりひらかれました。中央本部では組織部を強化しました。全国連は、大阪を中心に府連・県連の結成をめざしてたたかいます。
 各地で「部落差別についての意識調査」アンケート、分析・検討会、座談会をつみかさね、要求決議、支部・県連大会への参加決議をあげていきましょう。
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