狭山第3次再審勝利へ総決起を宣言 -全国連15回大会-

(2006年03月05日)

 
自分たちでつくった『差別裁判打ち砕こう』の歌詞を披露し、狭山再審勝利への決意をこめ、拳をあげる全国の青年
青年が先頭に 熱い思い、歌に込め

 全国連15回大会に結集した青年と狭山支部から決意が表明されませいた。青年は、狭山第3次再審勝利への総決起を大会の場で宣言するために、「差別裁判うちくだこう」の替え歌(下に歌詞)を歌いました。  歌詞はすべて各地の青年が差別とたたかうことや、狭山闘争への自らの思いをこめてもちよったものです。
 北浦青対部長が、「いつの時代も歴史は青年がきりひらいてきた。水平社以来の84年におよぶ部落解放運動もしかりです。全国連は創立からまる14年経過した。しかし、青年はまだまだ婦人、壮年にくらべて部落解放運動の牽引車とはなりきれていない。中央青対部を先頭に青年は、この2006年度、3大闘争発展のために狭山第3次再審闘争への総決起を誓います。5月21日、不当逮捕43ヵ年糾弾の中央闘争に総決起しましょう。そのたたかいにむけて、このかん青年がネット上でもちよった歌詞を集めました。これを大合唱したい。みなさんいっしょに」と決意をのべました。

狭山支部が石川さんに対する権力犯罪を糾弾する第3次再審闘争への決起を宣言
「43年、許していない!」
 狭山支部から全国のきょうだいへ

 狭山支部からは、差別犯罪を43年の年月をこえて、狭山のきょうだいみずからが糾弾するたたかいをこじあけていく決意が語られました。

狭山支部報告(井田書記長)
 「狭山支部は、第3次再審闘争を差別糾弾闘争としてたたかっていくために、昨年から学習会をつみあげてきました。その過程でひとりふたりと支部員も増えてきています。今年は狭山支部の土台作りをしていこうと考えています。
 要求闘争を軸に、狭山の地で全国連の3大闘争を断固としてたたかっていきたい。また狭山の情報発信、狭山事件の差別をあばき糾弾するたたかいにたちあがっていきます」
▲このページのトップにもどる