第15回全国大会が成功

(2006年03月05日)

 
全国連第15回大会 3月5日、西宮市民会館に全国から1100人の同盟員、共にたたかう労働者が結集した
差別糾弾闘争で5万人組織建設を!
5・21狭山中央闘争に全力決起しよう
改憲阻止・小泉打倒を決議!

 3月5日~6日、第15回全国大会を開催、1日目は、西宮市民会館に全国から同盟員、共闘の労働者、1100人が参加しました。
 大会のはじめに瀬川委員長は、「沖縄の県民大会と連帯する。小泉政権の憲法改悪を許さない。寝屋川弾圧粉砕につづき、差別糾弾闘争にたちあがろう。5・21狭山中央闘争に決起し、差別糾弾で5万人建設を」と訴えました。
 地元・芦原支部からは婦人が、「みんな差別に怒っている。生活が苦しいのは国の責任だ。これを芦原の思いとして訴える」と、たたかいを呼びかけました。
 来賓からは、動労千葉、三里塚反対同盟、反戦・福祉議員ネット、京都大学解放研に、あいさつをいただきました。
 
新たな仲間が結集

  また今大会には、熊本から、戦中の「来民開拓団」の地元で、慰霊と差別糾弾をたたかってこられた村上親二さん(本部派・前鹿本支部長)が参加されました。また、昨年、本部派と決別し全国連に結集した播州赤穂支部が初参加しました。
 さらに、議会傍聴席での「エッタ」差別発言にたいして差別糾弾闘争委員会を結成したたかう大阪・西郡からは100人が壇上にのぼりました。この新たなきょうだいの結集と報告は、ひときわ大きな拍手でむかえられました。

アンケートの意義

 中田書記長は運動方針で、はじめに小泉政権の憲法改悪と全力でたたかうことを訴えました。次に、書記長は「部落差別についての意識調査」アンケートをもとに、「部落差別への怒りを共有し、部落民としての自覚をつくりだし、要求闘争を大衆的な差別糾弾闘争として組織しよう」と訴えました。最後に、「差別糾弾闘争をさらにつよめよう。その最大のたたかいこそ、狭山闘争だ。5・21狭山中央闘争に総決起しよう」と提起しました。
 狭山闘争本部、狭山支部からも第3次再審闘争への決起が訴えられ、全国の青年が「差別裁判打ち砕こう」の新たな歌詞を披露し、たたかう決意をしめしました。
 このほか、家賃値上げとたたかう同住連、解放医療交流会、全国の現業労働組合でたたかうきょうだい、意識調査アンケートにとりくんだ芦原と広島の同盟員が登壇し、訴えました。
 6日は、大阪・荒本人権文化センターほかで5つの分科会と全体会がおこなわれました。運動方針と役員人事、「狭山第3次再審闘争」「差別糾弾闘争」「同和住宅家賃値上げ反対」「改憲阻止、小泉政権打倒」の4本の決議などが採択されました。
▲このページのトップにもどる