差別への怒り、生活要求の声を村ぐるみで共有し全国大会に結集しよう

(2006年02月10日)

 






連日集まりアンケートの準備をする荒本支部員 (荒本会館)



 昨年からはじまった「部落差別についての意識調査」は、1月の拡大中央委員会をうけて、いまや関西の全支部、広島、山口、そして全国のとりくみとなりました。

 とりわけ、大阪・荒本支部では、支部をあげてのとりくみとなりました。連日、数組の調査隊が、支部員はもちろん、再建派(本部派)へも、またどちらにも加わっていない層へと、村の全戸を対象に入っています。そして、差別体験をききとり、また生活地獄の実態をききとり、大会参加についての真剣な討論もはじめています。


 また、兵庫の芦原支部、番町支部準備会では、アンケートにあらわれた声の分析・検討会がおこなわれました。そして、アンケートでよせられた差別の体験、一人一人の悔しさ、怒りを、ビラにして村全体で共有していくたたかいをはじめました。

 奈良では、大会への組織戦と一体で、「日の丸・君が代」強制反対を訴えるビラを奈良市内の全部落にまいています。

 関東のきょうだいは、狭山第3次再審へのたたかいの中心を担いつつ、東京研究集会を成功させました。

 この2月、全国連はさらにたたかいを発展させます。いまや、住宅家賃、保育料、医療費、介護・福祉、あらゆる面で部落の生活はせっぱ詰まっています。アンケートでも「家賃が払えない」「子どもを保育所にあずけられない」「奨学金を復活してくれ」など、怒りの声が吹き出しています。全国連は、この声をもとに地域で座談会、懇談会をひらいていきます。怒り、不満をもつ人、だれもが主人公です。

 同じ要求をもつ人をあつめ、座談会で徹底論議しましょう。そして、「払える家賃にしろ」など、自分たちの要求を地域の決議にしましょう。そして、この決議をもって、全国大会に参加しましょう。全国大会で論議し、全国的な大要求闘争をまきおこしましょう。

 3月5日、いざ、西宮市民会館へ!

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