「日の丸・君が代」の強制を教育労働者とともに阻止しよう

(2006年02月10日)

   【奈良ブロック】奈良市では小学校が2校、中学校が7校の合計9校が「日の丸・君が代」を完全実施できていません。しかも、部落を含まない「一般校」が3校もふくまれています。
 全国連を先頭とする部落大衆のたたかいと、何よりもたびかさなる攻撃と圧力をはねかえしてきた教育労働者の不屈のたたかいの勝利です。
 とりわけ、その「一般校」には、私たち全国連とともに汗を流してきた教育労働者がぶったって阻止闘争を展開しています。文字通り階級的共同闘争の成果です。
 これに業を煮やした教育委員会は、昨年の夏から再三にわたって当該の校長を呼び出し、卒業式・入学式になんとしても「日の丸・君が代」を徹底させるための「厳しい指導」をくりかえしているというのです。ぜったいに許せません。
 私たちは、たたかう勢力と共にこの2月から春の過程で、地元学校や教育委員会への申し入れ、町内へのビラ入れ、卒業式・入学式を迎える保護者への「日の丸・君が代」反対の署名活動、さらに市内10部落へのビラ入れキャラバン行動を計画しています。
 同時に、保護者を中心としたアンケートで村の大衆の意識をつかみ、組織していく活動と一体ですすめています。 部落差別と向き合い、部落解放運動の視点から、「日の丸・君が代」反対にとりくんで、全国大会に結びつけて行きます。

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