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医療要求の組織化を部落解放運動のテーマにしよう
第1回 解放医療交流会が成功
 ('05/10/02)
「病気の根底には差別の現実がある」
('05/10/02 大阪・八尾北医療センター)
 第1回解放医療交流会が10月2日、八尾北医療センターでおこなわれました。
 地元あいさつで西郡地区のきょうだいは「健康に生きる権利を団結してかちとろう」と語りました。
 経過報告で荒本平和診療所の田中医師は、「部落の医療を、地域の解放運動、労働者のたたかいと結合してつくりだそう」と訴えました。
 八尾北医療センターの末光医師、荒本平和診療所の看護士・岩崎さんから、部落差別とたたかい、住民の団結で診療所をつくり、守ってきた西郡、荒本の実践が報告されました。また、交流会事務局がアンケート調査にあらわれた「医者にもかかれない」農村部の実態、また糖尿病、腰痛など特徴的な病気にふれ、その原因が部落差別であることをあきらかにしました。つづいて、富田町病院院長(高槻市議)の小西弘泰さんが「医療制度改悪攻撃と全力でたたかおう」と訴える講演をおこないました。
 報告と講演をうけて、中田書記長が「解放運動がたたかわないと、病気は自分の問題にされてしまう。全国各地で医療の実態を部落差別ととらえかえして、要求闘争をまきおこそう」と訴えました。
 このあと、長田健康を守る会から、神戸・番町でのおがわ診療所建設を契機にはじまったとりくみを報告。八尾北の医師が実際に患者さんに症例を聞き取りながら医療実践を報告。荒本の「住民医療と診療所を守る会」からは医療・介護のとりくみ、西郡の糾弾闘争委員会からは八尾市議会での「エッタ」発言糾弾闘争が報告されました。また、関西、広島の全国連各支部からも、部落の医療要求の組織化にむけた決意が語られました。

労働講座のとりくみはじめる(広島支部) ('05/09)
 【広島支部】広島支部では、いま、青年、壮年の組織化にむけて「労働講座」に取り組んでいます。今日、小泉政権の戦争と民営化によって国鉄、教育、自治体、郵政の4大産別をはじめ労働組合や労働運動がつぶされたとき、いったい全国連の運動と5万人組織建設はどうなるのか、論議を深めています。
 第1回目は「マルクス主義は死んだか?」を表題におこないました。少し、難しさはあったもののおおいに論議になり、労働者解放のマルクス主義について勉強が必要だと一致しました。
 第2回目は、広教組青年部の方から「10・10広島労働者集会〜11・6全国労働者集会をともに成功させよう」とのアピールをうけました。また、労組交流センターの仲間より「労働者が主人公の社会をつくろう」との訴えがおこなわれました。
 あつまった支部員の間では、小泉の郵政民営化をめぐってとくに論議になりました。婦人部長の安本さんは「郵政民営化、その次は自治体の民間委託の推進、公務員の削減、賃下げ。消費税のアップや社会保障の解体、そして憲法改悪と、流れがつかめました」と発言されました。安本さんは当初、「私らには関係がない」といっておられましたが、労働講座をとおして自分自身の問題だと積極姿勢にかわりました。
 病院のヘルパーとして働いておられる婦人は、「賃金が安くて、仕事がきつい。労働組合をつくりたい。なんとかしたい。11・6も参加したい」とやる気十分です。
 支部青年部結成をめざしている青年は、8・6広島闘争と全国青年交流集会をとおして教組の仲間との交流がかちとられ、労働者との連帯意識も深まっています。
 広島は、かつて1950年代に福島町の失業者を先頭に1万人の労働者が県庁を占拠し、要求を実現させた歴史があります。この経験を、今によみがえらせなければなりません。「労働講座」をとおして、広島と山口で大型バスをだして11・6に参加しようという気運が生まれています。すでにバスを予約しました。11・6にむけて、さらに村のなかに入り、大衆の意識、仕事や生活の実態をつかむとりくみを開始していきます。
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