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第14回全国大会 来賓アピール
国鉄千葉動力車労働組合 副委員長 繁沢敬一さん
 動労千葉は小泉・奥田による戦争と民営化にたいして、3月ストライキでたたかう。11月労働者集会での日米韓労働者の国際連帯をさらにうちかため今年もたたかう。「日の丸・君が代」強制に反対するたたかいに連帯して、全力でたたかう。3月20日、イラク戦争反対にストライキをたたかい、全力決起する。

全国金属機械労働組合・港合同 執行委員  辻岡 尚さん
 はじめてこの大会に参加した。11月労働者集会をたたかう中小の労働組合を代表して、全国連と共に労働運動をたたかうことを呼びかける。雇用形態における重層的な差別、低賃金長時間労働、労働者にたいする過酷な攻撃が強化されている。労働運動の真骨頂は倒産攻撃とたたかい抜くこと。これこそが、たたかいの突破口を切り開く。私たちは中小民間の労働者の先頭になってたたかう。ともにたたかおう。


全日本建設運輸連帯労組・関西地区生コン支部
副委員長 小路 健太郎 さん
 私たちは今回の刑事弾圧を、生コン支部への第2次弾圧ととらえています。第1次弾圧は1979年から84年までの5年間続き、のべ97人の幹部活動家が不当に逮捕されました。当時、生コン企業180社との集団交渉を成功させ、産業別協定を締結し、日本ではじめて集団的労使関係を展望できる状態をつくり上げてきました。政策運動が前進基調にあったときに弾圧がおこなわれました。
 今回の弾圧も、まったく同じです。今回の弾圧は第1次弾圧で奪われた集団的労使関係の確立と中小企業が協同組合に大同団結し、大手ゼネコンやセメント資本と対等な取引関係をつくってきました。それを、再び弾圧によって奪い去ろうとしているのです。
 かつての戦争の時も、良心的・先進的な運動への弾圧がおこなわれ、気づいたときには国民総動員の戦争にかりだされました。今、そのような危険な状況に入っていると思います。私たち関西地区生コン支部にかけられた弾圧は、すべての良心的・先進的運動への弾圧のはじまりです。
 共にがんばりましょう。

 ※大会直後の3月9日、大阪府警は関西生コン支部に第2波の弾圧を加えました。絶対に許せません。
 全国連は関西生コン支部に連帯し、弾圧粉砕へたたかおう。逮捕者の早期奪還をかちとろう。

特別報告
 「日の丸・君が代」反対のたたかい

▼近藤 徹さん(「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会事務局長)
 から大会によせられたメッセージ

連帯のメッセージ

 部落解放同盟全国連合会第14回全国大会に参加された仲間のみなさん! 東京の「『日の丸・君が代』不当処分撤回を求める被処分者の会」より熱い連帯のメッセージを送ります。
 周知の通り東京都教育委員会の2003年10.23通達以来、周年行事・卒業式・入学式で「君が代」斉唱時不起立等を理由に処分された教職員は248名にのぼります。その内、9名は嘱託や講師を解雇・任用取消となっています。板橋高校元教員藤田氏は、来賓として呼ばれた卒業式で開式15分前に週刊誌のコピーを配布し「この卒業式は異常だ」と発言したことを「威力業務妨害」という全くナンセンスな理由で「在宅起訴」されています。
 更に、生徒の不起立を「教職員の不適切な指導」とこじつけ67名の教職員が「厳重注意」等の処分となっています。教員は教育委員会のロボット、生徒は教員のロボットと見る教育観そのものです。都教委は9月7日に校長会で「学習指導要領に基づき、適切に生徒を指導すること」という新職務命令を出すよう各校長に命じました。今や、生徒の起立・斉唱を指導せよと教職員に命令しているのです。
 「命懸けで憲法を破る」と公言する右翼石原都知事の下、今東京の教育労働者の「日の丸・君が代」強制反対の闘いは否応なしに歴史の最前線に立たされています。私たちの不当処分撤回闘争は、この国を「戦争をする国」にするどす黒い野望との闘いであり、憲法・教育基本法改悪を粉砕する闘いの一環であり、NHKへの権力の政治介入・先程の藤田事件・立川テント村ビラ撒き弾圧事件・社会保険庁職員ビラ撒き弾圧事件・東京・葛飾区政党ビラ撒き弾圧事件等忍び寄る言論統制との闘いでもあります。
 2月1日の来年度人事異動の内示では、1年目での異動、担任途中での異動、校長の面接もしないでの異動等、被処分者に対する不当な懲罰人事があります。また、退職して嘱託を希望した被処分者は全員、「不合格」とされています。これは都労連と都当局の労使慣行も無視するものです。しかし処分の脅しに屈せず不起立・不伴奏を貫いた勇気ある誇り高い教育労働者として被処分者の会は断固として闘い続けます。
私たちは処分取消を求めて東京都人事委員会口頭公開審理を闘う態勢を既に構築しました。都教委は卒業式前に人事委員会審理で大量処分が社会境問題化するのをひたすら恐れ、4月以降への引き伸ばしを目論んでいます。1年経っても人事委員会審理を1回も行わず、来る卒・入学式で2回目の処分をしようという社会的常識のかけらもない都教委を全国連帯の闘いで包囲しましょう。先日、東京では「2.6都教委包囲首都圏ネット総決起集会」が行われ会場から溢れる950名の参加で成功しました。
今、都立高校では、10.23通達以来、2回目の卒・入学式が行われています。各職場では熾烈な攻防が繰り広げられています。続々と「新・職務命令」が校長により発せられ、「学習指導要領」の名の下、都教委・校長は教職員のみならず生徒の「内心の自由」を公然と踏みにじろうとしています。新・職務命令に基づき、卒業式予行で生徒に「君が代」斉唱を指導しろ、という校長まで現れました。生徒に対する「内心の自由」の説明は教育労働者の責務です。私たちは各校長の「説明禁止」の弾圧・攻撃を乗り越えて全ての職場で「内心の自由」説明をやり抜く決意です。2月19日には「三者(予防訴訟をすすめる会、被処分者の会、被解雇者の会)卒・入学式対策本部」を設置し、闘う態勢を整えました。
都教委・校長は、卒業式前・当日の市民の「日の丸・君が代」強制反対の校門前のビラ撒きでさえ警察権力を使って弾圧しており、実際多くの都立高校で警察が来ています。彼らがいかに生徒・保護者に真実を知られることを恐れているかを示すものです。こうした権力の血迷った弾圧は、必ずや労働者・市民の反撃に合うでしょう。私たちは恐れず前進しましょう。
「日の丸・君が代」不当処分を撤回せよ! 生徒への強制を許すな! 憲法・教育基本法改悪粉砕! 教え子を再び戦場に送るな! 貴大会の成功を祈ります。共に闘いましょう。

2005年3月3日 

 「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会事務局長 近藤 徹         


▼「日の丸・君が代」処分とたたかう大阪教育労働者の会

 卒業式がはじまった。私たちは「日の丸・君が代」に不起立宣言を発し、たたかっている。この2週間のあいだに大阪で300人が不起立宣言をあげた。不起立宣言をとおして、連帯と団結がつくられている。全国で東京のたたかいに連帯する闘いをまきおこす。 
●来賓・メッセージ

 上で紹介している方のほか、都政を革新する会・長谷川ひでのり代表、部落解放東日本共闘会議・山川博康さん、革共同・水谷保孝さんなど19名に来賓として参加いただきました。また、辻元清美・元衆議院議員、北富士忍草母の会からもメッセージをいただきました。
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