スケジュール 全国連とは 創立宣言 全国大会 県連・支部 出版案内 連絡先
トップ 主張 狭山闘争 差別糾弾闘争 生活要求闘争 共同闘争 弾圧とのたたかい
以前の記事
主張 2004年 5月〜7月の記事
〈主張〉
7・8高木決定5カ年糾弾!
最高裁は事実調べ・再審を行え

(04/07月)
最高裁を糾弾する要請行動 (04/06/23)
 石川一雄さんの第2次再審請求を1度の事実調べもすることなく棄却した高木決定から5カ年、全国連はあらためてこの差別裁判を徹底糾弾します。
 おりしも今、狭山特別抗告審は予断をゆるさない情勢をむかえています。5月に最高裁が「脅迫状」と「封筒」の現物を弁護団に閲覧・撮影をさせたことをもって、解同本部派は再審への動きとして武装解除していますがとんでもありません。
 最高裁こそが自らの手で石川さんへの本人尋問や鑑定人をよぶなどの事実調べを行うことが先決です。脅迫状・封筒についても最高裁じしんが独自に鑑定作業をおこなうことが求められているのです。しかし最高裁はこれらについても何も態度をしめしていません。
 「部落問題については、何冊かの本をよんで理解している」といいながら無期懲役刑をくだした寺尾裁判長や、最後の意見書がだされてろくな審理もせずわずか1カ月で再審請求を棄却した高木決定など、むしろこういうときこそが反動決定がせまっているものとして警鐘を乱打するものです。
 「今こそ最高裁じしんの手で、脅迫状・封筒の事実調べをおこなえ」「無実の証拠を開示せよ。さもなくば起訴・裁判のいっさいをとりけせ」の声を最高裁・最高検にたたきつけていきましょう!
 全国連と解放共闘は、不当逮捕41カ年糾弾の5・23全国統一行動を大衆的なたたかいとしてうちぬきました。
 無実・差別の系統的な学習会、地域での宣伝せん動の強化、大衆的に企画された集会、署名運動をはじめとした誰でもできる行動方針の大衆的な決定、青年をはじめとした狭山活動家の育成など、このたたかいをさらに発展させてたたかいましょう。

〈主張〉
石川一雄さん不当逮捕41カ年糾弾!
5・23全国統一行動を成功させよう
狭山闘争の原点にたちかえり、たたかおう

(04/05月)
不当逮捕41カ年を糾弾する

石川さんに手錠をかけて連れ出す警察
1963年5月23日 あさ4じ半
 石川一雄さん不当逮捕41カ年の5・23全国統一行動に総決起しましょう。権力はじつにこの41年、ろくな事実調べもおこなわず、石川さんに「殺人犯」の烙印をおしつづけています。
 仮出獄後の今も、石川さんに日々の行動を報告させて監視し、条件に違反すればいつでも牢屋にひきもどすという「無期懲役囚」としての生活を強制しているのです。
 石川さんはなにもやっていないのです。権力の威信を保ち、部落差別を維持、せん動するためにのみ、24才から65才になった今も「見えない手錠」でしばりつけられているのです。「部落民はだまってイケニエのまま死ね」という権力を糾弾せずにいられるでしょうか。
 こんな差別犯罪を今も維持し、強め、差別をあおって侵略戦争をはじめた小泉政権に怒りをぶつけずにはいられません。
 狭山差別裁判糾弾! 石川さんは無実だ! 最高裁はただちに事実調べ・再審をおこなえ! 検察に証拠開示命令をだせ! 5・23は、全国の村できょうだいみんなの糾弾の叫びをあげる日でなければなりません。

本部派の楽観論にまどわされずたたかおう

 解同本部派は、最高裁が証拠物の閲覧謄写に応じたことをもって「再審へのうごき」と手放しの楽観状態をつくりだしていますが、とんでもありません。
 寺尾判決をはじめ、一見「ものわかりのよさそうな裁判官」こそが、差別糾弾からのがれるために、差別判決をだす前に甘い言葉をささやいてきたことを思いおこさなくてはなりません。
 証拠うんぬんをいうなら、弁護団に開示するのみならず、誰よりもまっさきに藤井調査官や第1小法廷の裁判官全員みずからが、石川さん本人や鑑定人をよんで事実調べをおこなうべきです。証拠隠しをつづける検察にただちに開示命令をだすべきです。
 狭山の裁判闘争は、なにより権力犯罪をあばき糾すことで石川さんの無実を晴らすたたかいです。
 権力は、部落青年120人への集中捜査によって「よそ者のしわざ」「悪の温床=特殊地区」と、マスコミ、地元住民の部落差別をあおり、もっともアリバイの証明しにくい石川さんをえらんで不当逮捕したのです。
 連日連夜、家族や弁護士にもあわせず、弁護士はウソつきと信じこませ、「やったといわないなら殺して埋める」「兄貴をパクルぞ」…と髪の毛をつかんでうちつけ、殴る蹴るの暴行までおこなわれたのです。
 他のえん罪事件でも類例のない1ヵ月間もの「俺はやっていない」という無実のさけびにおいつめられた警察は、部落差別の暴虐のかぎりをつくして、石川さんにウソの「自白」をおしつけたのです。そして万年筆、カバン、時計など、証拠までをも偽造し、裁判所は41年も事実調べもしないまま、それらの証拠をすべて「信用できる」として石川さんを犯人にしつづけています。
 こんな差別裁判がまかりとおったままの社会で、部落民が人間として生きていけるでしょうか。
 5・23統一行動でこの差別犯罪をあらためて明らかにし、怒りをもやして差別裁判徹底糾弾にたちあがりましょう。
▲このページのトップにもどる
トップ 主張 狭山闘争 差別糾弾闘争 生活要求闘争 共同闘争 弾圧とのたたかい
スケジュール 全国連とは 創立宣言 全国大会 県連・支部 出版案内 連絡先