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差別糾弾闘争 2005年 5月の記事 A
大阪・八尾市議会で「さいぼし」「エッタ」など差別暴言
 西郡で真相報告集会に200人 (05/05/28)
真相報告集会に集まった住民
 大阪・八尾市の3月議会でおこった差別暴言事件を糾弾する5・28真相報告集会が、西郡地区差別糾弾闘争委員会の主催で開かれ、西郡と周辺地域から200人が参加し、大成功をおさめました。
 集会は、八尾北命と健康を守る会の司会で開会。主催者あいさつにたった守る会代表は、「村あげたたたかいで、糾弾闘争に勝利しよう」と訴えました。
 来賓あいさつは、寝屋川での差別弾圧とたたかい4人全員無罪をかちとった滝口支部長をはじめ3人が登壇。「団結し、たたかえば勝利できる」ことを、意気高く報告しました。さらに荒本支部書記長・阪口東大阪市議と国労労働者から発言がおこなわれました。
 講演に招かれた全国連の中田書記長が、今回の市議会での差別暴言事件が、どのような性格と狙いをもっているのかと題して講演。今回の差別事件が、「良識の府」であるはずの市議会の傍聴席で起こった差別事件であり、かつてない悪質な身分的差別そのものであること。西郡で起こっている差別落書きや部落大衆を排除しようとするこれまでの差別事件とは質が異なり、西郡と周辺住民が差別行政を糾弾して、八尾北医療センターの自主運営を実現してきた、差別とたたかう団結を根絶やしにしようとする、襲撃的な意味をもった差別事件であることを明らかにしました。
劇で事件を生々しく再現する住民たち
 (5月28日 西郡で)
 そのために、糾弾闘争は単に議会で差別質門をおこなった共産党議員や傍聴席で「ハイエナ」「ウジ虫」「さいぼし」「エッタ」という差別暴言をくりかえした共産党支持者の男にたいしてだけでなく、事実調査要求をもみ消そうとする差別行政そのものとたたかうことが重要であると提起しました。
 つづいて、青年を中心とする差別暴言事件を再現する劇が演じられました。差別者の男Aを演じた青年をはじめ、議長、共産党議員、解同本部派議員、傍聴者などに扮した十数人が出演。迫真の演技で当日の様子を再現した内容に、参加者全員が驚きと怒りを新たにしました。
 今後のたたかいの方針提起を、八尾北医療センター院長が提起。差別糾弾闘争委員会を軸に、座談会をとおして村をあげた決起をつくりだし、署名運動の展開、市と議会への抗議行動、座りこみなどをおこなっていくことを確認しました。
 参加者からの発言では冒頭、住宅組合代表が、住宅闘争と差別暴言糾弾闘争が一体のたたかいであることを強調。
 当日、守る会として傍聴闘争に参加し、実際に差別暴言を目のあたりにした婦人からの生々しい発言は、参加者の怒りをかきたてました。ともに糾弾闘争勝利までたたかいぬくと決意を明らかにした八尾北医療センター労働組合からの発言。
 最後に、学促を取り組む親の会の青年から、「ぜったいにひかず、糾弾闘争勝利までとことんたたかいぬく」と締めくくり、住宅組合の副代表が、団結ガンバローの音頭をとりました。
 この1年間、差別行政による八尾北医療センターつぶし攻撃をはねかえし、自主運営をかちとってきた西郡の団結の力は、差別糾弾闘争への200の決起を実現するまで発展してきました。
 市議会での差別暴言事件を糾弾する闘いは、「戦時下の解放運動」の正否をかけたたたかいであり、部落差別とたたかう新たな村ぐるみの団結をつくりだすものです。
 真相報告集会の成功は、村をあげた糾弾闘争としての発展にむけた第一歩を確実にきりひらきました。

こんな差別暴言が許せるか!
 3月7日、西郡の住民の代表7人が、かねてから行政と協議・合意していた八尾北診療所の自主運営について、市議会で審議・可決されるのを見守るために、議会を傍聴していた。
 日本共産党の議員が医療センター自主運営への反対意見をのべるなかで「同和地区はもはや存在しない」などという発言をおこなった。
 これを弾劾する声をあげた西郡住民に対して、傍聴にきていた30代とおぼしき男Aが「ハイエナ」と暴言。
 10日の傍聴にもAはズボンのポケットに「赤旗」を差し込み参加。デタラメな反対意見を言う議員に西郡住民の弾劾の声があげられると、Aは「日本語をしゃべれ」「ウジ虫出ていけ」と罵倒し、最後には隣に座っていた住民に「エッタ」と差別暴言をはいたのです。こんな差別暴言が許せるでしょうか!
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